このドラマは、どこか面白くて、怖くて
暖かくて、不思議な物語です。
18年前、愛のポストがあって
妹のゲヨンが行方不明になった時
人生で一番沢山の手紙をもらった日
気になるのは
ゲヨンよりと、もう1通の手紙だった。
ピアノ教室をサボったこと
お母さんにバラしたね。
腹が立つけど、許してあげる。
でも条件があるの
1つ目 二度と言いつけないこと
2つ目 私が怒られたら
必ず味方をすること
3つ目
(いなくなる前のゲヨンからの手紙)
もう1通は
告白したいことがある。
このことは絶対に秘密だよ
ゲヨンがいなくなった日
実はーー
誰かの告白で
目が覚めた。
ゲフンは車で店にやって来た。
ダヒョンはそのちょっと前に店に入り
冷蔵庫の扉を開けた。
入れたはずの死体がなかった
”死体が消えた”
ちょうど後ろから
「捜し物がでもあるのですか?」
(もしかしてこの人が片付けた?)ダヒョン
「何かあったんですか。答えて」ゲフン
「何もないです」
「ウソを信じろと?」
「ええ」
「ダヒョン、僕はあなたの味方かも」ゲフン
それから、2人とも眠れなかった。
次の日の朝、お母さんの圧の強さで
一睡も出来なくて寝たいのに
起されたダヒョン。
あの日以来、家族全員のトラウマは
冷蔵庫を開ける時、一度立ち止まること。
もう1つのトラウマは
いつ捕まるかという恐怖だった。
食事の時、ダヒョンは冷蔵庫が
空だったことを
2人に告げたのだ。
夜中に一人で忍び込むなんて
正気でないと怒った母は
2人で口げんかになって..
冷静なハルモニは
「もう黙って!!
私たち3人合わせても1人分の
頭脳より劣るの。
だから3人で順序立てて考えて
見よう」
「死体が自分で歩くの?」
「消えたのが夢でないなら
あのシェフか、他の誰かが
片付けたか?」
ジヌはあのWi-Fiの人が
行方不明になった妹かどうか
気になっていた。
ゲフンはゼロではないけど
たぶん違うと言った。
「だけどダジョンじゃないとしたら
あの現象は何だ」ゲフン
ジヌは本人に聞くか、検査すればいいと。
ゲランは「怖い」と。
パトカーが通ると
ハルモニも母もダヒョンも隠れた。
店に、巡査のミンジョが食事に来た。
「今度は何を探りに」ボクヒ
「美味しそう」ミンジョ
「まずいの?」
「美味しいわ」
ある女性が会計で
「この人に見覚えは?」と言って
写真を見せた。
その写真を見たボクヒは
あのストーカー ジングンだった。
弟で連絡が取れないと。
何とかはぐらかしたが..
ジングンの姉ウンジョンは
転んだふりをして、ダヒョンに近づいた。
ダヒョンに
「こんにちは。僕をご存じですよね。
交番で会ったし、何度も
来てましたよね。
少しだけお話をーー」ウォンタク
「取り調べですか?」
「いいえ単なる挨拶です」ウォンタク
「もう十分ですね。では」と行こうとしたら
「待って下さい。不快だったなら..」
その場面を見たゲフンは
ストーカーがまた来たかと
勘違いして、胸ぐらをつかんで
「お前のせいで、怖がってるだろ」
「違うんです。警察の方と挨拶をしただけ」
「紛らわしい状態でしたが
謝ります」ゲフン
「なぜ余計なおせっかいを?」ダヒョン
「僕は助けようと思って」ゲフン
「助けたら私がときめいて
あなたを好きになるとでも?
なりません」ダヒョン
「それは良かった」ゲフン
「約束して
ときめいたり、好きになったりしないと」
ゲフン
「あなたを好きになんか..」ダヒョン
「約束ですよ。
この先僕が..
(妹だと勘違いして)
優しくしても、絶対に好きにならないで」
「分かりました。
約束しますから」ダヒョン
「分かりました。では」ゲフン
”イ・ジングンはどこへ?”
アルバイト情報を見ているダヒョン
悪い夢を見たダヒョン
ゲフンもまた同じ思いで
目が覚めた。
それが何度も起きて来る。
路上でダヒョンは
眠れなくて店から焼酎を持って来た。
一方ゲフンは
眠れなくてワインを持ってきた。
「あのーー
つまみは要りますか?」ゲフン
ゲフンはつまみを店で作り出した。
その光景を、楽しそうに見ているダヒョン
「そのーー手料理を食べたからって
好きになったり....」ゲフン
「絶対に好きになりませんから」ダヒョン
「分かりました」
「カジメには、不眠症状に効く成分が」
ゲフン
「そうなのね。いただきます」
「うん」と言って美味しそうに
食べる2人。
外は雪
「なぜ、こんなにまで
親切にしてくれるんですか?」
「メニューのテストをするために
僕が眠るためです。
僕が眠るために
ある人の不眠症を治したくて」ゲフン
「優しくされても、好きにならないと」
ゲフン
「約束しましたけど」ダヒョン
「”けど”?」ゲフン
「変だと思うのが普通では?」ダヒョン
「こんな理由なら?
思いつきですが..
昔友達に、ラーメンを作ると
約束したんです」
ゲヨンからの手紙の
3つ目はラーメンを5回作ること
4つ目は雨の日に傘を持ってお迎え
約束だよ。
(妹から最後の手紙)
「空腹な時、ラーメンを5回作ってくれ
と言われた。
だけど
もう永遠に守れないので
あなたに振る舞ってるのかも」
「そうなのね。だから生きてるうちに
大切にしてあげないと」ダヒョン
「向かいの店のシェフだけど
悪い人じゃなさそう
死体は片付けてない」と
ハルモニに言った。
「じゃあダヒョンは悪人だから
襲われたの?」ハルモニ
「そうか」ダヒョン
傘を持って行ってと言われた。
朝のニュースで聞いたとハルモニ
「じゃあ、外れる」とダヒョン
警察署で
「何年前にこの町で
殺人事件があった」ソ・ヨンファン
「殺人じゃなくて行方不明事件」
アン・ジョンホ
「被害児童の何も見つかってない。
どう考えても殺人だ」ヨンファン
「有力な容疑者がいたんだ。
決定的な証拠がなくて釈放した。
犯人なのに」ヨンファン
「本当ですか?」ミンジョ
「しかも犯人はまだ町に住んでる。
捕まえてみろと言わんばかりに
私の目の前でな
そしてお前たちの前で」ヨンファン
その時、雷が鳴り出した
「だいぶ降ってるな。
Wi-Fiさんを見かけたけど
傘がなかった」ジヌ
「傘を持たないところは同じだ」ゲフン
「言うことを聞けばよかった」と言って
走ったら、その前にゲフンの傘が..。
「偶然、通りかかって」ゲフン
「傘が2つですね」ダヒョン
オレンジの折りたたみ傘をダヒョンに..。
広げて差したら、壊れていた。
「ジヌの傘だ。あいつ」
相合傘で歩く2人。
「絶対に..」ゲフン
「好きになりませんから」ダヒョン
「分かりました」ゲフン
「助かりました。ではまた」
もう1通の手紙
告白したいことがある。
絶対に秘密だからね。
ゲヨンがいなくなった日
実は、お父さんの服に血がついてた
ピアノの先生が、警察に連れて
いかれるのを見たゲフン。
その男とはハン・ウイチャンか?
今は、ホームレスの彼だろうか。
ダヒョンは母の期待に応えられず
非正規雇用なのに正規だとウソをつき
結局クビになったと本当のことを
言った。
「唯一の自慢だった娘が
経歴を偽ってた私は何のために
頑張って来たの」母
「私は..自慢の道具じゃない
自分の夢を押し付けないで」ダヒョン
「偉そうに生意気な口を」母
「申し訳ないけど
これからは、私の思うように生きる。
私の意志で決めた人生を
歩みたい」ダヒョン
”それでいいよ”と
うなずいたハルモニ。
家を出たら目の前にゲフンが立っていた。
「何か食べます?」ゲフン
「泣いてるのに」ダヒョン
「美味しいもので、幸せになれるんでしょ?」
「不思議ね。
落ち込むたびに、あなたが現れる。
知ってるみたいに」ダヒョン
「偶然の一致かな」ゲフン
「思いつきなんですがーー
就職させてくれませんか?
ホール係から雑用まで
何でも出来ます。
お願いです。雇って」ダヒョン
DNA鑑定専門センターに
ジヌが独断で、2人の髪を
ハエが、蚊がと言って髪を抜いて
持って行った。
結果は4話で。。。
エアロビクスをするためにボクヒと
やって来た。
エアロビクスの講師のジェスクが
「頼みがあるの」と。
「頼みって何よ」
「疲れるから早く言って」と
踊りながら聞くと
「人を殺してほしいの」ジェイク
「全部見たわ」
冷蔵庫に死体を入れる所を
ジェスクに見られてしまったのだ。
「ラーメン5回分はもう果たしたのに」
ダヒョン
「眠って欲しくて。賄賂です」ゲフン
「シェフも眠れないのね。
私、お礼は言いました?」ダヒョン
「まだですが、言わなくていい
もう一杯?」ゲフン
「就職祝いだからもう一杯」
乾杯する2人。
「告白したいことが」
(抱えてる秘密がだんだん重くなり
打ち明けないと押しつぶされそうで
もう耐えられないと感じる瞬間
まさに今がそうだ)
「私は..人を殺したんです」
(そして、秘密を明かした瞬間
人は後悔する
今、この瞬間のーー
私みたいに)
”冷蔵庫には死体はなかった”
どこへ行ったのでしょうか?
死んだという決定的なことを
確かめずに、冷蔵庫に入れたので
もしかして生きている可能性も
ゼロではない。
ダヒョンが記憶のなかったこと
の展開なので..
ジングンの姉のウンジョンも
インスタでダヒョンを知ってるので
あやしく思ってるのでしょう。
18年前の事件も、本当は
どうなのか、真実はいかに
チファ洞の住民も
怪しいし、ジェスクには全部見られて
しまったし、盛り沢山なドラマです。
ダヒョンとゲフンのカップル
とにかく可愛い過ぎて
頑張れと応援したくなる
「絶対好きにならないで」と言われ
「好きになりません」と何回も
念を押されてながら..
でも、LINKしているので
大事な時にスーパーマンのように
現れて、支えてくれるゲフン。
だんだんと、心が素直になっていくダヒョン
そして、初めて自分の意志で
いつも戦闘モードな母に
自分の人生を歩みたいと言えたダヒョン
そのことを応援してくれたハルモニ。
いざとなると一番、肝が据わって
適切な判断をするし、普段は
漂々としてますが..
ハルモニ役のイェ・スジョンさん
沢山の作品に脇役で出演してますが
どんな役も見事に演じていて
さすがですね。
ダヒョンの決意に、うなずいた笑顔が
良かったなぁ
ますます面白くなった
「LINK:ふたりのシンパシー」
楽しみです