母の死を乗り越えて

家族としての繋がりが描かれています。

「俺があそこにいる時

ここにはーー

誰がいるかな」チャンヒ

「私がいるわ」ヒョナ

「俺たち結婚しよう」チャンヒ

”故クァク・ヘスク”の火葬場での

チャンヒからの、プロポーズでした。

 

火葬場の人から

人工関節はどうするかと言われて

別に包んで貰って、持ち帰りました。

 

ヘスクは、人工関節を付けながら

休む暇なく、働いていたんですね。

 

家に帰って来て、遺骨を部屋に置きました。

父は、無表情で横になったままなので

テレビのスイッチを付けてあげたミジョン

 

朝起きると、父が朝ご飯を作っていた。

でも2人は食べずに会社へ。

泣きながらバスに乗るギジョン。

 

チャンヒは父のシンクの手伝いを

していた。

途中、家に帰ったチャンヒは

ネットで注文した食品を開けて

レトルト食品を食べた。

まずくて吐いていたが

でも、父と一緒に黙々と

食事を続けていた。

ギジョンは叔母さんのせいで

お母さんが苦労したと。

「また、叔母さんに奪われたら

今度は許さない。

親子の縁を切るから」と言った。

その時、遺骨から音がした。

みんなビックリびっくり

ミジョンは行って遺骨に触った。

友達とのたわいない会話から

チャンヒは、慰められていた。

「お母さんの時よりも

おばさんが亡くなったのには

動揺した。

予想外だったのかな」ドュファン

「みんな適切な時に

死ねばいいのにな」ジョンフン

「適切な時とは?」チャンヒ

「80歳?」ジョンフン

「80歳になってみろよ

うちの祖父は、腰の曲がった老人を

見ながら”あそこまで生きたくない”

”80歳で死ぬ”と言ってた。

80歳の時に

”今年死なないといけないね”

言ったら、”それはダメだ”

結局、90歳になったけど

その時もまだ死ぬ気はなさそうだった。

”適切な時”なんてない

俺の嗅覚は、本当に凄いと

思わないか?

だからきっと、辞めたくなったんだ。

魂が悟ってたんだな。

俺が無職じゃなかったら

誰が父さんの手助けを?

 

高2の時も、居残り学習をサボって

家に帰った。

なぜかその日は帰りたかった。

祖母が1人でいたけど

妙な気がして、思わず手を握ったら

”亡くなったな”と思った。

もし俺がサボってなければ

祖母は独りで逝ってた。

そんなふうに魂が悟るから

体が動くんだと言った。

 

大分前の回で、自分は嗅覚が

すごいと、言ってましたね。

 

「俺がーー

姉さんの帰りを待ち望むとは

思わなかった。

一日中、父さんと2人で過ごしてるだろ

姉さんやミジョンが帰って来ると

少しだけーー

寂しくなくなる


姉のギジョンとは

ケンカばかりしてたのに

待ち望むなんて

心の変化ですね。

 

母の人工関節を友達と一緒に

土に埋めた。

 

「ジョイカード デザイン部です」

「もしもし」

「ヨム・ミジョンさん?」

「そうですが」

「チェ・ジュノの妻です」

「私じゃありません

私の名前で登録してるだけです」

「それはどういう意味ですか?」

「少しお待ちを」

ミジョンはチェチーム長に

電話した。

そしてチェチーム長のスマホは

ヨム・ミジョン(契約社員)

登録されていた。

 

「私は名前の後に括弧で”契約社員”と」

チェチーム長の妻に言った。

「おい、何してる」チェチーム長

「誰なのか出てみては?」ミジョン

チェチーム長は”ヨム・ミジョン”を退出し

不倫の女に履歴もすべて消せと。

メッセージもよこすなと。

 

”ヒョナさん、寄ってもいい?”とメール

するミジョン。

前にク氏とやり取りしたメールを見て

ついク氏に電話をするミジョン

だったが、通じなかった。

 

ヒョナと会って、上司が社内で不倫して

自分の名前で、勝手に登録してて

相手も誰かも知ってると。

「前に2人が会議に来ないから

電話したんだけど、相手の声以外

何の音も聞こえなかった」

「ホテルね」ヒョナ

「その男が私にケチをつけてると

急に彼女がーー

トントンと書類をそろえ始めるの

するとそいつが文句言うのをやめる。

”やめろ”と言う合図なの

それ以来、彼女の手を見るように

なったわ

書類をそろえ始めると

指をへし折ってやりたくなる

そいつからメールが来たが

ヒョナは「無視すればいい。

焦ってるだけよ。

読む必要がない」

ギジョンは久しぶりに店にやって来た。

ヘソンがギジョンをハグしてあげて

泣きそうになるギジョン

ギジョンはユリムに

「ちょっと不幸があったの聞いてたでしょ

久々のビールだわ

飲めば苦しくなることは分かってる

飲む時はとことん飲まないとーー

帰り道が辛いの

私は家が遠いのよ

辛いのは分かってるけどーー

頑張りたくない

倒れてしまいたい

定期的にこうなるの(泣きながら)

でも明日になれば、平気になってる」

 

「大人も悲しいんですか?」ユリム

ギジョンに対して初めて言葉を

返してくれたユリム

「ママがいなくなると」続けて..。

「私がママになっちゃダメ?

なってあげる」ギジョン

「私がママじゃダメ?」

「気にいらなければ、クビにしていい」

ユリムは涙をためて、その場を

出て行った。

「結婚しましょう」

「結婚して」と涙ながらに言うギジョン

突然でびっくりしながらも

落ち着いて

「そうしましょう」とテフン

ヘソンもギョンソンもギジョンの

プロポーズを

陰で聞いていたが、何も反論もしなかった。

母を亡くした2人が、少しは分かり合えた

瞬間だったのでしょうか?

 

「不倫相手が誰かは知ってるの?」

「うん」ミジョン

「誰なの」

「恩知らずな女ね。

いじられっ子に優しくしてあげたのに」

ミジョンは、不倫女に後からカバンで殴って

「だからってーー

人のお葬式であれはないわ

机の下で、もぞもぞといちゃついて..

不謹慎よ」

不倫女も、ミジョンをカバンで殴った。

「私はもう友達は要らない

いなくていい」ミジョン

 

ミジョンは縁台でタバコを

吸おうとしたら、栗が落ちて来て

吸えなかった。

なぜ、これが(栗)があなたに

見えるのかしらはてなマーク

おかしな場所で、おかしな物が

”ここにいる”と主張してるみたい

 

不倫している彼女も、チェチーム長も

ミジョンの言葉を否定し、妻も電話を

していないと主張した。

「正社員への審査も控えているのに

困りましたね。

暴行事件もあったし、同じ部署で

働くのは難しいと」会社の上部から言われた。

ミジョンはソウルでク氏と一緒に

食べた店に来ていた。

ミジョンは、ク氏が来ないか周りを

見ながら食べていた。

 

チャンヒが市場で、亡くなった当日に

お母さんが来て、ミジョンが犬が逃げて

泣いてたから、見つけたか聞いたと。

ミジョンが泣いたのはいつですか?と

聞いても、相手には通じなかった。

「ミジョンは、泣くのにも勇気が

必要な子なの」

とヒョナが言ってたことを

思い出していたチャンヒ

 

チャンヒはスマホを見ながら夕食を

作っていた。

父も無言で手伝った。

ミジョンは洗濯を、ギジョンは

部屋の整理を。

ミジョンのスマホにメールが..。

それを見たギジョンは「なぜ借金を?」

「人を殴ったの。示談金よ」ミジョン

「だれ?」

「イカれた女よ」

「200万ウォンもないの?」

「チャンヒョクにお金を?」ギジョン

「このバカ女」と殴られるミジョン

「父さんが助けたのは妹よ。

ただの彼氏にお金を貸す女が

どこに?

あいつの番号は?」ギジョン

「韓国にいないの」泣いているミジョン泣

「なぜ黙ってたの

私たちや両親がいるでしょ」ギジョン


「たとえ捕まっても、家族にだけは隠す

今まで助け合ったことが?」チャンヒ

 

家族がようやく、自分の思いを話せるように

なって来ましたね。

ギジョンは、やっぱり長女ですね。

あの憧れのロールスロイスが置いてあった

駐車場に来ているチャンヒ

ク氏がいないか、チャンヒも

捜していた。

バスの中で

「兄貴、どこにいるの?」

「元気にしてる?」

「兄貴、母さんが死んだよ」チャンヒ

 

「プロポーズしておいて

電話も無視を?」ヒョナ

「忙しかった」チャンヒ

「おい、俺はまだ生きてるぞ

2人はこうなると思ってた」

「どうせヒョナに断られます」チャンヒ

「受けると言ったら?

お前に断れると」と彼はヒョナに

言うと

「受けるわ」とヒョナ

「受けるそうだ」

納骨堂でいい所があったから

自分も入るし、チャンヒのお母さんも

納めろと言った。

「チャンヒ

俺はーー

楽しい人間が必要だ

チャンヒ、楽しくいてくれよ」

「おかげで生きられます」チャンヒ

 

「父さん、心配しないで

俺たち家族は、もっと仲良くなれる

でもーーそのためには

車が必要だ」

車を買って、家族4人で海へ来たキラキラ

「父さんと海に来るのは初めてね」

ギジョン

「家族で来るのが初めてだ

姉さんと2人の時は

みんなで外出してたけど

ミジョンが生まれてからは

一度もない」

「5人だからじゃなくて、叔母さんの

問題を起こしたからよ」ギジョン

「叔母になるのが怖いわ」ミジョン

「この世は、愛情の有無がすべてなんだ」

チャンヒ

「父さんのそばには

まだ俺たち3人がいる。

父さん 愛してるよ」チャンヒ

チャンヒは、とても良いことを

考えましたねグッ

地方では車は、いろんな意味で

ストレスを解消させてくれるし

会話も増えてきます。

 

また現在に戻りました。

「俺がみんなを生かしてると

思ってた。

でも、妻を亡くして気づいた。

妻も子供たちも、みんなが俺を

生かしてくれたんだ」ジェホ

ジェホからヨム・ミジョンの携帯番号の

書かれたメモを渡された。

 

「もしもし」

「久しぶりだな

俺だよ」ク氏

「久しぶりね」ミジョン

「どうしてる?」

「解放はされたか?」ク氏

「まさか」

「あがめてくれる男は?」

「いないわ」

「会おう」ク氏

「無理よ」

「なぜ?」

「太ったの」ミジョン

「痩せないと」

「1時間で痩せてこい」ク氏

 

ミジョンが、会いにやって来た。

別人のように明るく、可愛いミジョン

「太ってないぞ」ク氏

「何だよ」

「髪が伸びたわね」ミジョン

「カッコいいだろ」

「お前は切ったな」

「少しね」

「番号を変えたろ

大胆なことを」ク氏

「待つのが腹立たしくて」ミジョン

「うちの家も知ってるし、その気があれば

連絡するとか

前の番号にはかけてないでは..

かけた?」

「ものすごく会いたかった

言うと真実みたいだ

会いたかった気がする

潰して、ひと飲みにしてやりたかった

(ミジョンの言葉をまねて)

あがめるのが上達したろ」ク氏

「あなたの名前ははてなマーク

「ク・ジャギョンと申します」

 

ク氏と会った時のミジョンは

あの暗さのあるミジョンでは

ありませんでした。

あの不倫女の事件から

何があったのでしょうね。

この時から、2人の再会まで

何年間?これから明かされるでしょう

 

2人の会話も素敵で

あの時の頃のことを

全て覚えていての会話で

いかに2人にとって

強烈で、大事な時間であったのか

分かりますねドキドキ

このドラマは、日常的で、平凡なようで

突然、何かが起きて来るので

予想が出来ません。

 

ギジョンもユリムが大人もママが

いなくなると悲しいんだとの言葉に

ユリムの傷の深さと、ギジョンの

母を亡くした悲しさが共有出来たから

”私がママになっちゃダメ?”

と言ったのでは思いますが..。

ユリムが心を開くことが出来るのか

期待したいですね。

 

チャンヒが持ってる魂の悟りは

父を孤独にさせなかったし

母の死によって、一番成長した

のではないでしょうか。

チャンヒとヒョナの結婚も

ありそうですね。

 

どのシーンも大事で、興味深くて

長くなってしまいました。

後2話になりましたね。

どんな終わり方でも、受け入れる

準備は出来ています。

バラバラだった家族が

ようやく家族としての繋がりが

出来て、それぞれの成長と

個々の選択が現実なものに

なるか、次回が愉しみです。

 

 

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