アメリカ最古の公立病院を大胆な手法で改革した
医師の実話に基づく
医療群像劇の第3シーズン。



パンデミックを乗り越え新たな日常を支えるべく
奮闘する医師たちの姿を描く(WOWOWから)


キャスト
マックス・グッドウィン
(ライアン・エッゴールド)
ニューアムステルダムメディカルセンターの
新しいメディカルマネージャー


ヘレン・シャープ
(フリーマ・アジェマン)
腫瘍専門医で、チーフドクター


イギー・フロム
(タイラー・ラビーン)
心優しい精神科医で、心理学部長


ローレン・ブルーム
(ジャネット・モンゴメリー)
ER部長で、患者思いな医師


カシアン・シン(ダニエル・デイ・キム)
外傷外科医


フロイド・レイノルズ(ジョッコ・シミズ)
心臓血管外科医で心臓外科部門長

何気にWOWOWにチャンネルを回したら
私の好きな医療ドラマが始まって
観始めたら面白くて...
ちょうど1~4話まで一挙放送だったみたいで
吹き替えでしたが違和感なしに観れました。
そしてこのドラマが新型コロナ禍との
必死の戦いの後の、ようやく落ち着きを
取り戻しつつある病院のドラマであることに
驚くと共に今の社会を反映していて
共感を覚えました。
よくぞ、この時期に放送してくれたと。

本作は、18世紀に建てられたアメリカ初の
公立病院、ニューヨークのベルビュー病院で
メディカル・デレクターを勤めた
エリック・マンハイマー氏の回顧録を基に
制作されるドラマであり医師である
著者が主人公のモデルだそうです。


パンデミックの後には、日常が始まったが
前の日常に戻ることは出来ないと...
彼らが直面するのは、需要が爆発した
呼吸器系の医療機器や薬の不足感染を
恐れて通院を控える患者の病状悪化があった。
そして、カプール脳神経内科医はコロナに
罹って、重症だった。
シーズン1~2も観ていないので
よく理解出来ていませんが
需要な人物だったようで
マックスに呼ばれたレイノルズは
カプールの手術を行います。
カプールは、天国に行った奥さんと
会いますが、孫の面倒を見てと
言われて、助かりました。
ちょうど孫が生まれる瞬間でした。

一方マックスは、オピロイドの
処方制限をしたため、苦しんでいる患者を
知り色々なアイデアを考えて
患者のために奔走します。
マックスのポジティブで、明るいのが
とても良いですね。

印象的なことは、精神科医の
イギーが免疫不全のため外にも
出ることが出来ず自傷行為として
爪をはがしているジュンに
同じ病を持つ同じ年頃の友達を
集めて、外で会えることをしてあげた。
お互いの両親も来て、話す機会も持つことも
意義深いことでした。

また、あるお母さんは、突然息子を偽物だと
言って追い出してしまいます。
お母さんの脳を調べたら、脳に病変があって
手術は不可能だと...ダウン
”カプグラ症候群”で顔認識システムが
作り変えられてしまって、息子が
偽物に見えてしまう病気だそうです。
初めて知る病気ですが
親も子供も悲しい現実です。
そこでイギーはどちらにもいい方法を
どうにかして考えてあげます。
イギーは精神科医として患者のために
尽くしてあげる素敵な先生ですね。

パンデミックで、巨額の損失をした
病院は、コロナで受診控えをしている患者たちを
病院へ呼び戻すキャンペーン したいと...
マックスはこの病院は完全には
安全ではないし、待てる人は待つべきだと
思っていた。
だからPRはうまく出来なかったが
ヘレンが代わりにPRをすると...
実は患者のミリがコロナを恐れて
ガン患者なのに6回も検査をスキップ
していたため、来た時には
もう手のつけようがない状態だった。
ヘレンは正直に今の思いを言います。
「私たちは、本当のことを言えばいいわ。
コロナはなくせないかも知れないって
だから共同する道を見つけましょうって
国中の人がみんなワクチンを打っても
すぐ新たなウイルスが現れる。
その中で生きて行かなくちゃ
ずっと閉じこもっていられない。
そんなことをしていたら
かけがえのないものを失うから...」

マックスは娘のルナを奥さんの両親に
預けていました。
でも子供の成長をもう何も見逃したくないと...ラブラブ
マックスは奥さんの荷物を段ボールに
入れて閉まって娘のルナのために
部屋の模様替えをして、娘を迎えに行きます。
マックスは、久々にルナと再会しますが
反応がイマイチで不安になり
奥さんの墓に行きます。
「ルナを愛してるけど、君がいなきゃ
僕1人じゃ不自由だ」と。
家に帰り「パパはここにいる。そばにいるよ。
ルナのそばにいっつも」

アメリカドラマは観ることがないのですが
このドラマは、すごく惹きつけられて
観れました。
多種多様な人種の人が出演していて
考え方もはっきりしていて患者のために
尽くすことが当たり前で、それ以上に
何をすればベストなのかも考える
生き方が気持ちいい。
『ニュー・アムステルダム
医師たちのカルテ』はシーズン5まで
作ることに決定してるとのこと。
これからも楽しみに観たいと思います。

 

 

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