実家の母親経由で、知人からのリンゴのおすそ分けをいただいた。

 

一人で食べきれる量じゃないので、リンゴの甘煮を作ってみた。

 

毎年秋の恒例で、紅玉が出回るタイミングでリンゴの甘煮を作り、息子たちにもおすそ分けで送ってあげているが、自分用の紅玉の甘煮はすでにもうないので・・・・。

 

子供たちと一緒に住んでいたころは、毎年欠かさず紅玉の時期に、甘煮を作り、アップルパイを作っていたが、一人暮らしになってからは、パイシートを使う機会が減ったので、必然的にアップルパイも作らなくなっていた。

 

紅玉の甘煮だけを作って、パンにつけたり、料理に使ったりするだけで・・・。

 

次男は、時折自分で弁当作るくらい、割と料理まめなので、いつだったか、タッパー一つで送ったら、

「いろいろ料理に使う計画していたのに、なんで一つに減らしたの!」

とおしかりを受けたので、その後はいつもタッパー2つを送っている。

 

長男はそれなりに一通り料理はできるが次男ほどまめではないので、タッパー1つだけを送っている。

 

・・・で、今回。

りんごの甘煮の消費のために、アップルパイを作ろうと思い立った。

 

なぜならば、

運よく、クリスマス料理のために、冷凍パイシートと生クリームを購入していたからだ。

 

よ~し!!生クリームをタップり使っっちゃうぞ~!!!

 

思い起こせば、子供たちと一緒に住んでいたころは、毎年、誕生日とクリスマスはケーキを手作りしていた。

ホールケーキを店で買ったら、小さいくせにやたら高額になる。

自宅で作れば、思う存分生クリームとフルーツを使い放題に使っても、店で買うより断然安いからだ。

 

・・・で、子供たちが大きくなればなるほど、生クリームを2パック使ってのケーキも、食欲旺盛な息子たちを優先させると、私は大好きな生クリームを堪能するには距離感がずっとあった。

何しろ、ケーキを作ってボールに残った生クリームを舐めまわすのは、子供たちの特権となっていたからだ。(もちろん切り分けたケーキの大きさも・・・・)

 

 

さて今回は・・・・

移住のために引っ越してからは、初めて電気のオーブンレンジのオーブン機能を使ってパイを焼く。

(グラタンぐらいは使っていたけどね~)
 

シングルになる前の家では、ガスオーブンだったので、予熱で目的の温度に上がるまで数分で済んだのだが、この電気のオーブンレンジの予熱の時間が、やたら必要なのがとても気に入らないのだが、仕方がない・・・・。

 

・・・で、結果、時間設定がちょっとうまくいかず、ちょい焼き目が強くつきすぎた。

でも、念願の「生クリームたっぷ!!」は・・・

 

見事なまでに、皿からあふれんばかりの、パイをも隠し去るほどの量の生クリーム!!

大満足!!!

 

難を言えば、見た目が悪すぎる!!

いくら、自家消費用とはいえ、センスがなさすぎる。

 

普通、こういう時は、ベランダにあるミントぐらい飾ってもいいだろ~!!!

 

それよりも、早く口に入れることを優先させてしまった・・・。

 

そういえば、よく子供たちに言われたっけ・・・・

「ママの料理はおいしいけど、盛り付けのセンスがなさすぎるんだよね~」って。