CT/MRI検査を行って

結果発表です。

 

2021/08/05 検査結果

 

受付番号が呼ばれて診察室に入ると

前とは違う女性の先生、H先生がいらっしゃいました。

 

「Oが説明したいと言っていましたが、

都合がつかず すみません。

今日は私が代わりに説明させていただきます。」

 

前回、O先生も 説明するのは別の先生だって

言われてたから

改めて言わなくてもいいのになぁ。。

 

って 思いながら 先生の説明を聞きます。

 

 

「まず、血液検査での腫瘍マーカーですが、

こちらの値は正常でした。」

 

うんうん。

 

「そして、MRIでこの部分が

これが ガンの疑いがあります。」

 

あーなるほど。

 

…えっ、ガン?

 

ガーーーーンハッ

 

なんて、

さすがに ふざける余裕はなかったけれど、

あまりに あっさり言われたせいなのか

なぜかそれほどショックは受けなかったです。

 

でも 初耳という反応をした私に

先生の方が慌ててしまったようで

 

「ごめんなさい!

聞いてなかったですか? 

カルテを見たら説明済みかと思ってしまって…

いきなりショックなことを言ってしまって」

 

「あ、いえ、あれ?聞いてたのかな?  (モゴモゴ)」

 

説明されてしたのかもしれないけど

前に精密検査で大丈夫だったから

勝手に問題ないと思ってただけかも…。

 

気を取り直して 改めて説明を聞くと

 

「腫瘍マーカーは異常無し。

ただし卵巣の場合は陽性で出ない場合がある。

MRIではガンが疑われる。

CTの結果では他に転移は見られない。

 

産婦人科チームの見解としては

ガンであっても初期であり

手術をして治療することを勧める」

 

ということでした。

 

ただ、コロナで緊急事態宣言が出ており

コロナ患者を受け入れている市民病院は

通常の治療も影響を受けるようで

手術は早くても2ヶ月先になってしまう。

もっと早くにということであれば

県立がんセンターへの紹介状を書いてくださるとのこと。

 

この1~2ヶ月が どう影響するのか分からなかったけど、

市民病院の2ヶ月先というのも 

コロナ次第で分からないと言うので 

紹介状をお願いすることにしました。

 

紹介状は翌日受け取りに来ることにして帰宅。

夫がテレワークの打ち合わせの合間に 

迎えに来てくれました。

 

検査結果を何て伝えようかなぁ。

まぁ、少なくとも運転中は止めておこう。

 

「どうだった?」って聞かれたけど

「まあまあ、後で」と濁す。

 

帰宅後、夫は すぐにミーティングで

そのまま仕事へ。

 

そうこうしていると

夕方、病院から電話がかかってきました。

 

何事だろう? ドキドキ。

 

慌てた感じの男性の声で

 

「市民病院の産婦人科でトップを

やらせてもらってる〇〇と申します。

今日は本当に突然、大変なお知らせをして

しまってすみませんね。

驚かれたと思うのですが、本当に申し訳ないです。

 

でも、初期で治療すれば大丈夫ですから。

いや、それで また こんな急な電話で一方的にしゃべってしまってすみませんアセアセ。」

 

すごく早口で 何度もすみませんを繰り返す先生。

 

私は大丈夫だから落ち着いて、

って言いたくなる。

 

要件は あの後、産婦人科内でいろいろと日程の調整をして 前倒しで手術の予定を入れてくれたとのこと。

それでも 1ヶ月半ぐらい先なのだけど

それでも良ければ 市民病院で手術できます、と。

 

手術日 9月14日。

8月は何かと予定もあって タイミング的にも良いと思われたので 市民病院でお願いすることにする。

 

改めて、次回に治療方法の説明を受けるため

通院予約をして終了。

 

 

夫には 夕食時に

「深刻じゃないから心配しないでほしいんだけど」

と前置きして一連を報告しました。

「えっ…」と驚いていたけれど

冷静に受け止めてくれました。

 

初期で見つかって良かった、と

改めて自分にも言い聞かせました。

 

次回は翌週に治療方法の説明です。

 

 

【続く】