11/5(土)~6(日)

師匠に案内していただいて、
丹沢のバリエーションルートに行って来ました。

初めて沢タビをはいて川を途渉しながらの山行です。

1日目
魚止め橋➡雷平➡大滝新道➡蛭ヶ岳山荘(泊)

2日目
➡市原新道➡雷平➡魚止橋

魚止橋手前。
駐車場と言えないぐらいのスペース。
ここで前泊しました。


登山道入口。


廃小屋。昔は林業の作業小屋として使われていたようです。


崩れ落ちた橋の後にかけられた橋を渡ります。
でも、これも傾いてるし、揺れるし、
_<)。


川岸に辿り着きました。
いよいよ途渉の始まり。


沢タビ 装着!


沢タビはダイビングのウエットスーツと同じ
ネオプレンという生地でできています。
これで 川の中に入ると…


冷たくない!
タビの中に水は入ってくるんだけど
すぐに ぬるま湯のような感覚になります。
水が温いのかな?と思って触ると やっぱり冷たい。不思議です。



ジャブジャブ、水の中から川を見ると
ちょっと川の風景が違って見えます。
途渉を繰り返して川を遡っていきます。

見事な大滝に辿り着きました。
途渉はここまで。


ハシゴのような木の根っこを登って


滝の上側に出ました。


ここは大滝新道。


この後はロープを手繰って
這うように急坂を登ります。


辛いけど美しい。





結構、急なんです。伝わるかなぁ。


急登なので 高度もぐんぐん上がります。


眺めいい~。


稜線までもう少し。
…って思いながら なかなか着かないショボーン


でも!
ついに主脈コースに出た~!
視界が明るく広がります。
整備された道で ほっとします。(まだ、先は長いけど(^-^;。)


そして、ついに富士山が!
疲れが一気に吹き飛びます。




目指す蛭ヶ岳も見えてきました。


何度も下ったり、登ったり。
これが、最後の登り返し。


ようやく山荘に到着!


歩いた~。登った~。


到着して 頂上にも行かず、
早速宴会を始めます。
あぁ、ビール うまーデレデレ

しばらくすると、雲があがってきました。
富士山も隠れちゃうかも。。。
でも、まぁ いっかと飲み続ける私達。


誰かが 「富士山側がすごいよ」
と、言うのを聞いて 重い腰をあげて出てみると。。。

スゴい滝雲ーーー!!
山を覆って流れ込むようです。


輝く雲海。


そして、富士山。


日が沈む。
ダイヤモンドヘッドは一週間ぐらい前だったそうですが、
輝く富士山が見えました。


反対側には富士山の影が。


神々しくて
ただただ圧倒される光景でした。


山荘は81名定員のところ、120名の大混雑。
いつもは使わない談話室に布団1枚に2人。
普段は多くても20人ぐらいしか泊まってないんだけど。。。
GWと紅葉のこの時期だけは混むそうです。


おかげて暖かかったけど、
やっぱり ぎゅうぎゅうで辛かったなぁ。

それでも、朝はやってくる。
ご来光~。






うっすらピンクに染まる富士山。


朝は昨夜の材料の残りを強引に入れた
煮込みうどん。


今日もいい天気。
さて下山しましょう。
帰りもバリエーションルート。






道は急坂をずるずると滑るように降りました。
ちょっと分かりにくくて 案内がないと難しいかも。

雷滝の上に出ました。




こちらも立派な滝です。


渓谷と紅葉。




再び渡渉して戻ります。






秋の丹沢。
満喫しました。