自分の幸せは終わりがあるものだという考え方が、

ずっと抜けないでいるのだが、

これはよいことなのか、わるいことなのか、、


たとえば家族と一緒に過ごす時間が、

とても尊いと思うのだけど、

これは人生の上で一瞬の出来事で、

いつかは終わること。

終わった時に振り返って生きられるように、

今の幸せが与えられていると考えてしまう。


もし両親が亡くなったとして、

悲しみにくれたとして、

いつかは前を向いてまた生き続けるだろうと思うと、

悲しむことなんて何も無い気もしてくるし、

(スピリチュアルなことを勉強したから死は無じゃないと考えているというのもある)

苦労性が骨に染みているというか、

今の幸せには終わりがあってその次の壁を乗り越える準備期間のような気がして、正直本当の意味では気が休まることがない。


今を大切にできるというとそうなのだろうけど、

幸せは俯瞰で感じるものじゃないんじゃないかとも思う。

こうあるべきという思いがどこかにあって、

それから解脱できないんだと思う。


反対に私が今の幸せに本当に身を浸して、

何にも感謝も幸せも感じられなくなるのも怖い気がして、

幸せを信じるという行為ができないでいたりする。


いいことなのか、わるいことなのか、


毎日、今日が幸せが終わる日かもしれないと思って生きている。