映像化され、以前から気になっていた東京喰種をよみました。
とりあえず3巻まで読んだのだけど、
これがめっちゃおもろいでーしかし!!!
今まで読まなかった時間がもったいない。
もう完結しているので、この三連休で残りも読んでしまおうと思う。
たしか14巻完結で、気が向いたら続編もあるみたいなのでチェックしようと思います。
ここからネタバレ
物語の始まりからめちゃめちゃ引き込まれた。
喰種(グール:ヒト食い)の内臓を移植されて、主人公が喰種になってしまうという展開がやばすぎる、おもしろすぎる。
これは絶対読むべし!と背中にドンとハンコを押された感じでした。
この前まで人間だった主人公が人を食べたい欲求と戦う姿、
喰種仲間を通じて、その世界にも倫理や掟があり、
決して非人道的じゃない世界が見え始めること、
人の世界にも、喰種の世界にも、快楽で人を殺めるようなやつがいることなど、
喰種という世界観がないと決してわからない世界が見え始めて、
どんどん読み進めたい気持ちになる。
今すぐにでも続きが読みたい。
親を殺されたヒナキは勉強が好きで、でも喰種だから学校に行けなくて、
カネキに言葉や漢字を教えてもらうのが好きで普通の女の子だけど、
喰種だから食事は人の肉を食べていたりするし、
喰種にとっての敵は喰種をせん滅しようとする人間(警察)の方で、
喰種は害虫扱いだけれど、その人間がヒナキの母親や父親の命を奪ったり、
その復讐に喰種が人間を殺したり、
なんかもう頭の中がゴチャゴチャになって、それがいい。
人の人としてのあるべき姿みたいなものをこの漫画を通してふるいにかけているような気持になる。
自分にとって本当に大切なものは何か問いかけてくる。
完全な正義はないし、完璧に善悪は分けられないんだなあと思います。
私たちは本当に大切なものがなんなのか選べるんだなと、
大人になったから生まれた固定観念がもう一度リセットされてしまうような感覚にしてくれる。
そういう漫画です。
早く続きが読みたいなぁ( *´艸`)☆
明日借りてこよう!!