移住するなら暑い国?寒い国?
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この世には「暑すぎるのと寒すぎるの、どちらがいいか?」という質問がある。
私なら迷わず「暑すぎる」世界を選ぶ。熱中症のリスクはあるかもしれないが、洗濯物は乾きやすいし、乾いた路面で快適なドライブを楽しめるからだ。
今回の2択なら、迷わず暑い国を選ぶ。
しかし、今は仙台での暮らしに満足感がある。
私は今、岩手の田舎で受けた忌々しい過去の精算をしている。仙台への移住は、田舎者であることを誇りに思っている人達に対する決別を意味している。私に長年嫌がらせをしてきた同級生と会うことはもう無いだろう。
前回のブログでも書いたが、20何年の借金生活も一区切りつけることができた。
今は高校卒業以来となる清掃業に勤めているが、仕事に対する姿勢は常に評価されており、それが明日への自信につながっている。
当時は直属の上司である専務からのパワハラに日々苦しめられていた。事ある度に先輩たちがいる前で叱責は当たり前。「やる気あるのか?」と言われるたびに、当然やる気は削がれるのである。
プライベートにもよく口出しをし、外出禁止命令を出すわ、「(近所にある)健康ランドは年寄りの行くところだから2度と行くな!」と言われ、ストレスは溜まる日々だった。「部屋にこもって反省してろ」と先輩たちは完全に専務の味方で、私は職場で完全に孤立した。そして1年で辞めた。
年末に会った祖母から「続けていけばいいことあるのに…」と言っていたが、パワハラがまかり通っていた職場に居続けていたら、間違いなく人生は終わった。職業訓練でお世話になった講師は「完全にアウト」と言っていた。
本当は事務職に就職したかった。昨年11月上旬にハローワークに行って求人票をチェックしていたら、清掃業の求人があったので「経験者なら採用してもらえるかもしれない」という希望を持って申し込みをし、翌日面接。そして内定という流れになる。
一度清掃業に携わっていたということもあり、研修先でインストラクターから高い評価を得た。2回目の面接で聞いた仙台市内の病院に予定通りの配属となったが、「あなたならどこへ行ってもできる!」と評価された時は嬉しかった。
早朝からの仕事だから、早起きは当然である。仕事内容も日替わりで徐々にハードになっているが、適切な評価を受けていることで翌日のモチベーションにつながっている。
仙台での生活を始めてから1年3ヶ月が経った。出会った人の中には苦手な人は当然いるけれど、悪い人に会ったことは無い。旭ヶ丘でお世話になった宅配ピザ店の店長も、精神疾患を患っている私のことを理解してくれた。
今は仙台での生活が楽しくて仕方ありません。仙台での生活に憧れていた私にとって、仙台はやっぱり天国でした。
次は人脈作りと、私の頭の中にある構想から企画書を作ることが今年の目標です。田舎と違って、夢を実現できる可能性があるわけですから。