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「駅弁ひとり旅」に目を通した時、「こんなにおもしろい食漫画があるのか?」という衝撃をくらった。

漫画アクションで連載され、全15巻と「がんばっぺ東北」編に「沖縄+台湾」編が出版され、テーマに合わせた総集編もある。

このコミックを読むきっかけとなったのは、DVDの「駅弁ひとり旅・東北編」である。岡田義徳主演で、旅と食が融合した面白味のあるドラマだった。

「ひとり旅」と言っても、ひとり旅しているのはほんのわずかで、旅先で出会った行きずりの人達と一緒に駅弁を食べるんだけどね・・・。

自分は東北の人間なので、東北の駅弁には非常に興味がある。「東北地方は日本で一番駅弁が発達している地域」と書かれていた。

そのコミックやDVDを見て、実際に食べて美味しかったのは、盛岡駅の「ウニめし」と「鮭はらこめし」である。

特に「ウニめし」は衝撃的だった。DVDを見て食べてみたいと思い、2013年の6月に1つ買って食べてみた。

このウニがものすごく美味しかった。回転寿司にあるウニとは全然違い、さっぱりしていて食べやすかった。

この駅弁を食べたことによって、旅の幅が更に広がったような感じがした。

一関駅で買った「平泉義経」もなかなかのモノでした。普通の定食よりは高いけど、その地域ならではの味を楽しめるのは、まさに旅の醍醐味です。


連載中に登場した駅弁や特急列車が、連載終了時には終了してしまったものがある。

「北海道編」では、稚内からサハリンへ行く船があるんだけど、採算が合わないために運行を終了することを今夜のラジオで知った。

物の入れ替わりが激しいこの時期に、漫画に登場していたものがまた一つなくなるのは寂しいものである。


高校の頃は写真部に所属していて、インターハイ地区予選の様子を撮影するために、列車で1時間乗って会場まで行ったことがある。

遠出をする時は、いつも列車を利用していた。列車から景色を眺めるだけでも結構楽しかった。

「駅弁ひとり旅」は駅弁を楽しむだけでなく、本来の鉄道の旅の楽しさを教えてくれる、現実的な漫画だと思います。