自分が尊敬しているパチプロ・田山幸憲は生前、デジパチの名機・ナナシーを愛していたという。

彼が亡くなったのは2001年7月4日である。これは完全なる偶然なのだが、ナナシーという語呂合わせになっている。

そんな縁もあってか、7月4日はナナシーの日として認定されました。

もう10年以上も前の話だけど、その田山幸憲が愛した名機・ナナシーを打ったことがある。

投資500円でよく分からないうちに当たって、よく分からないうちに連チャンして、ドル箱2箱お持ち帰りした事がある。それが2回あった。

自分にとってのパチンコ人生のターニングポイントは2度あった。

1度目は羽根モノの名機・ファインプレー。

パチンコデビューは現金機のわんわんパラダイスだったけど、パチンコの楽しさを教えてくれたのはファインプレーだった。

仙台駅前に等価交換のパチンコ店があって、そこでいつもファインプレーを打ってお小遣い稼ぎしていた時期があった。

投資500円、1000円で2000個できれば上出来という初心者時代がありました。

2度目はCR北斗の拳STV。

初代パチスロ北斗のゲーム性をパチンコ(MAX)で再現して、デジハネ化してみたら爆発的大ヒットしたデジハネの名機である。

パチスロのゲーム性は、デジハネの方が完全に生かされていた。いや、デジハネになってパチンコとしてのカラーが出た最高傑作である。

このCR北斗の拳STVのおかげで、自分のパチンコスタイルは完全にデジハネにシフトしたのでした。


さて、お盆明け最初の新台入れ替えでCRナナシーが導入された。メインはCRマクロスだけど、そっちは完全に興味無し。

その前にデビルサバイバー2でコテンパンにやられて、傷心の状態でたまたま空き台になっていたCRナナシーに着席した。

投資1Kでナナシー群予告から初当たり。

時短は無いけれど、大当たり確率が軽いから簡単に連チャンする。

大当たり中にラウンド数の上乗せ抽選があるらしいけど、当選した当たりは全てストレートで終了してしまいました。

でも、当たりはホントに軽いのよ!

保留のアヒルが怒っている状態でも簡単に当たる時があるし、ちょっと油断していたら「いきなり当たった」ってことが何度もあった。

「ナナシーマジ楽しいー!」

コツコツ当りを積み重ねて、ドル箱1箱ができたところで満足して終了。久しぶりに楽しいパチンコをすることができました。

一撃爆裂のMAXこそがパチンコという輩がいるかもしれない。でも、パチンコは出玉の波がありながら増やしていくのが本来のやり方である。

もしかしたらCRナナシーは、自分のパチンコ人生においての3度目のターニングポイントになるのかもしれない。そんなことを実感した本日の実戦でした。


右隣で打ってたおじさん、リーチがハズレるたびによく台を叩いていた。

品のある大人って、激アツのスーパーリーチがきても無意味にチャンスボタンを叩きまくったり、台にどつくことは絶対にしないはずである。