大人になってよかったと思うことブログネタ:大人になってよかったと思うこと 参加中
自分が子供の頃に持っていた大人のイメージは、好きな時に仕事をして、仕事が終わったら思いっきり遊ぶという生活をしているものだと思っていた。

高校を卒業したらそういった生活ができるものだと思っていた。大人になったら遊べるものだと思っていた。

だから、勉強なんて全然する気が全然無かった。

なんで勉強するの?自分のため?親のため?今になっても答えが見つからない。いや、勉強なんてする気がないから、答えを見つける気もない。

しかし、高校を卒業して社会人になってみたら、理想とは全然違う生活を送っていた。寮と職場の往復の日々。

そういった生活は全然楽しく無いものだと気が付いた。でも退職したくてもやり方がわからない。自分は迷える子羊となってしまったのだ。

そんな状況の中で出会ったのがパチスロだった。世の中にはこんなに楽しいものがあるのだと知った。

パチスロを一生懸命勉強して、いずれは自分もパチスロで生活するのだという夢を持つようになった。

しかし、大人という人間は他人の目を気にする。夜中にパチンコ店に頻繁に通うようになると、その話が直属の上司である専務の耳に入るようになり、その専務と対立するようになった。

帰ったら寮で食事を取れ。休日は外出しないで勉強しろ。健康ランドは年寄りの行く所だから行くな。

専務と対立するようになってから、自由を奪われたような気がした。仕事が終わったら思いっきり遊ぶという生活ができなくなってしまった。

そんな生活に耐えきれることができず、入社してから1年で仕事を辞めた。

退職した翌日に、自分は自由を手に入れた。もう誰にも束縛される必要はない。自分は自分なのだという信念が芽生えるようになった。

実家に戻り、子供の頃から憧れていたコンビニの仕事に就いた。でも、自分が理想としている職場環境とは全然違い、仲間ともうまくいかずに3ヶ月で辞めた。

もう自分に合う仕事はあるはずが無い。その時に自分にできることは、パチンコ・パチスロで生活する事だったのだ。

社会の水で泳いでみた。そして社会人失格者の烙印を押された。そして自由を手に入れた。

パチンコ・パチスロなら、全ての尻ぬぐいは自分次第。これで食っていければ誰にも文句を言われる筋合いはないのである。

そんな生活は自分にとってはものすごく充実した日々だった。理想の大人の生活を手に入れた瞬間だった。

そして今は、仕事が終わった後にパチンコ・パチスロをするというジキルとハイドの生活を送っている。

毎日パチンコ店に通っているが、自分にしてみれば大人は常に遊んでいるのだから、これぞ大人の生活を送っている。

まともな職についたり、結婚したりする事が自立した大人なのだろうか?

さっきも書いたが、自分は自分なのである。他人の目を気にせずに、自分が必要とするお金を自分で稼ぐことができたら、それが自立した大人だと思っている。

だから今は、こういった生活で充実した日々を過ごしている。今後も他人の目を気にせずに、自分は自分という信念を持って過ごしていこうと思っている。