今日1日ほとんど寝ていた。ものすごく体に悪い1日だった。

今日は個人的に好きな映画を紹介したいと思う。2007年末にGEOで借りたのがきっかけで、非常に面白い作品だと思ったのが、1960年に公開されたガス人間第一号。

1958年の美女と液体人間、1960年の電送人間に続く変身人間シリーズの第3弾である。

ガス人間・水野を演じた土屋嘉男がとてもいい演技をしていた。彼は釣りが趣味で、アメリカに釣り目的で旅行した際、宿泊した小さな村で映画が公開された影響もあって、彼は宿泊したホテルで人気者になってしまったという。怪獣大戦争というDVDのコメンタリーでそのエピソードが語られている。

後にアメリカで、フランケンシュタイン対ガス人間という続編映画を企画していたらしいが、折り合いがつかず計画は幻に終わったという。

個人的には、東宝は現代版にリメイクしてもおかしくない作品だと思う。2009年秋に舞台公演されていたのは東宝のホームページで知った。

ガス人間第一号は、ドラマを成立させるために本編と特撮が見事に融合した、完成度の高い作品だと思う。