普天間基地の辺野古移転について | 東京都議会議員 浜中のりかたのブログ

普天間基地の辺野古移転について

こんばんは
日本の安全保障について
考えている
浜中のりかたです。

沖縄県の世界一危険な基地と呼ばれる
普天間基地の移設問題が一歩動きました。

沖縄県知事が県内の名護市辺野古への
基地建設のための埋め立ての許可の判断をしました。

本来であれば、もっと前に、移管する予定でしたが、
民主党政権がかなり無責任に、
『国外、最低でも県外』を標榜したものの
どうにもならなくなり、
結果的に、鳩山首相が辞任に至るということで、
ぐちゃぐちゃになっていたものを
改めて、調整をして、
安倍政権が前進させたものです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131227-00000034-asahi-pol

さて、私がこの問題に対して、
どのように考えるかというと、
沖縄県の人には本当に申し訳ないが、
白紙の状態から、安全保障等の相手がある問題に対して、
自由に、政策を作ることは難しく、
選択肢が限られてしまうということと、
このまま普天間基地の固定化をしてしまうと、
市街地の中に、
基地があるという危険な状態を
維持することになってしまうために、
現実的に、ひとまず、辺野古に移転するという
選択肢しかないのではないかと。。。。

もちろん、
日本における米軍基地の大半が沖縄にあり、
先の大戦でも非常に多くの民間人を含む、
犠牲者が出たのも沖縄であり、
常に、沖縄の犠牲のうえに、成り立つのは
如何なものかという議論も承知しております。。。

日本の安全保障を考えたときに、
日米同盟以外の選択肢をこれから構築しようにも、
相当のシュミレーションや大戦略を立てても
上手くいくかという問題もあるし、
そもそも、憲法を変えて、
自衛隊を国防軍に変えるということに
どこまで理解をしてもらえるかという課題もあります。

隣国からの様々な圧力等がある中で、
沖縄の基地負担軽減を行い
日本全体の安全保障をどう担保するのか?

一方で、沖縄の経済的な自立を考えたときに、
基地や補助金なしで、やっていけるのか?
という指摘もある。

私の沖縄出身の後輩で
政治家を目指している子がいるが、
彼と話していても、そういう話題になり
どうすれば、日本も沖縄も
幸せになるかという議論になる。

いずれにしても、
1月の名護市の市長選挙の結果と
米軍のグアム移転に伴う基地返還の行程と
沖縄への交付金等の兼ね合い
そして、何より、沖縄県民、日本国民の
理解の上に、どうするのかというのを
判断をしなければならないと思います。

皆様はどのようにお考えになりますか?