ヘルプカードの関連質問(長文注意) | 東京都議会議員 浜中のりかたのブログ

ヘルプカードの関連質問(長文注意)

こんばんは
先ほど、お伝えしたヘルプカードについて、
浜中のりかたがどのような提案や議論を
していたのかという
議事録をお見せしたいと思います。

一般質問や関連質問は
1つの事柄に限らず、これぐらいの文量は
お話しているので、機会があれば、紹介したいと思います。
本当は映像があれば、一番わかりやすいんですけどね。。。



以下は平成25年第2回定例会の私の関連質問です。


◯1番(浜中のりかた君)  

代表質問に関連して質問を始めさせていただきたいと思います。
まず最初に、施政方針の「もっと健康、もっと元気に」から、

災害時における障害者支援についてお話をさせていただきたいと思います。

これは公明党の小幡議員が以前から提案し、

自民党も導入に賛成していたヘルプカード を作成し配布するということなので、

私たちの声を実現していただき、ありがとうございました。

改めて障害者などの支援を必要とする人が

災害時や緊急時に使う有効なヘルプカード の概要の説明をしていただければと思います。

また、後で地域防災計画についての進捗状況も確認させていただきますが、

ヘルプカード に関連して、

災害時における障害者支援についてのお取り組みを聞かせていただければと思います。


●丸山浩一市長

ヘルプカード は、 障害者など支援を必要とする方が携帯し、

災害時や緊急時に必要な支援や配慮を周囲の方にお願いするためのカードで、

緊急連絡先や必要な支援内容が記載され ているものでございます。

東京都の10分の10事業で区市町村が実施することになっておりますことから、

本市におきましては本年度実施の予定でございます。

災害時等における障害者支援の有効なツールでありますので、

しっかり取り組んでまいりたいと考えております。


◯1番(浜中のりかた君)  

順を追って意見を述べさせていただければと思います。
まず、ヘルプカード ですけれども、

以前提案していたときからまた少し状況が変わりまして、

東京都ではヘルプカード の 標準形式を定めて市町村向けにもう作成ガイドラインをつくりました。

要はマークだとかカードの様式を一定に変えていこうということで、

手帳に入れたりと か、

おのおのやっているところでちょっと違ったりというのがあったみたいですけれども、

マークはもともと一緒なんで、共通のフォーマットに、標準形式というのをつくったと。

もちろん、それは、また後で言いますけれども、

各市町村でもガイドラインがありまして、少しカスタマイズができるというような形になっ ております。

東京都でやる事業で、今、東京都が音頭をとっているんですけれども、

まだやっているのが9区と3市と10団体にしか普及していないので、

幾ら そのカードを持っていても誰も知らないというのであれば、

やっぱりそれは問題なので、市区町村向けに、さっきも言いましたけれども、

作成のガイドラインを つくって、そのほか、知らしめるために電車広告ですとか、

都民向けのリーフレット、インターネットでの動画配信ですとか、DVDと。

ユーチューブでヘルプカード っ て知っていますかという動画なんかもありまして、

これは15分ぐらいなんですけれども、

私もちょっと見まして、なるほど、こういうものかと。

これだったら わかりやすいなとは思うんですけれども、

東京都民が1,300万人ぐらいいるんですけれども、

動画を見た人が130人ということで、非常に少ないんです。

ただ、これは逆に言えばまだまだこれから伸びる可能性があって、

西東京が音頭をとって先進市になれる可能性も大いにあると感じております。


西東京で取り組んでいる救急医療情報キットは、

ペットボトルの筒状のもので、冷蔵庫の中に入れて、

玄関のところにシールを張って救急隊が来たときにその シールを確認したら、

もしその人がしゃべれなくても冷蔵庫の中に保険証だとか

医療情報だとかが入っているというのを配っていると思うんです。

それは非常に 有効な手だてなんですけれども、

基本的に救急隊ですとか民生委員の人だとか、

そういうのに意識のある人が知っていればわかる話だと思うんです。


このヘルプカード と いうのは対象が全市民ですから、

基本的には全市民にこのカードは何なのかというのを知っていただかないと、

なかなか持っていても使えなかったりとかという のがあると困るんですね。

ただ、財布の中に入れておいてという方もいるんでしょうけれども、

その人その人の状況によって、首からかける人もいれば、

いろい ろあって、あした小幡議員からもあるかと思うんですけれども、

裏のほうに名前ですとか緊急連絡先ですとか、

この人にこういう状況なので連絡してくださいと いうことが書かれたりしていると思います。

もちろん、表には共通のマークとあなたの助けが必要ですと書いてあり、

そういったところを議会ですとか、

みんな に知っていただいて、

相互理解があるというふうになるといいんじゃないかなと。

これもやってみないとわからないんですけれども、

せっかくの試みですからぜ ひ西東京が先進市になれればと思います。

そういうような形で、このヘルプカード が有効に使えるような形になっていければと思いますので、

今後の具体的な話に期待をして、ヘルプカード については終わりたいと思います。