バカヤロ―市議会議員
- バカヤロ―市議会議員 アナタの町にもいる妖怪政治屋!
- バカヤロー市議会議員 (晋遊舎新書 S04)/川名 雄児
- ¥840
- Amazon.co.jp
- タイトルに惹かれたので、買ってしまいました。
著者はお隣は武蔵野市議会議員で民主党の川名雄児さん。
民主党!?
浜中君は自民党でしょ!!
敵の政党の本なんて、紹介していいの?
と言われるかもしれませんが、
内容としては、センセーショナルなタイトルからは
良い意味で期待はずれなので、ご紹介します。
著者は元々フリーライターだったそうで、
なかなか文章が明確にわかりやすく書かれています。
地方議会とは何ぞや?という話をわかりやすく展開して
地方議会は必要か?不必要か?
また、地方議会のしょうもない実態などが書かれています。
しかし、議論の本質としては、これからの日本の未来のために
現在、識者の中で議論されている地方議会のあり方などが
わかりやすくコンパクトにまとまっており勉強になりました。
なかなか目的意識が高く、内容から本の売り方まで
参考にさせてもらおうと思いました。
もちろん、政策的な違いは当然ありますし
この内容は少し違うなと
同業者だからこそわかることもありますが
逆にそうだよなと共感できる部分も多々ありました。
政党の違いはあれど、議員として、
こういう情報発信力は大いに見習おうと思います。