気持ちを切り替えて、
永楽館 6日目出勤です
永楽館に向かう途中、
天然記念物のコウノトリを見られる日もあります
三日前は六羽も 現れてくれました
車の頭上を飛んでいったり
川の上を、つがいで飛んでいたり
本当に優雅で。。。感動します
白黒の羽で、目の周りが隈取りみたく赤いです。
羽を広げたら2メートル!迫力がある鳥です。
昨日の朝は川の中にいるのを発見したので、
動画を撮りました☺︎
豊岡市が誇る
天然記念物のおすそ分け動画です
↓
そんなわけで
今年の永楽館歌舞伎の演目のひとつは、
神の鳥と書いて、コウノトリ。
母コウノトリが中村壱太郎さん、父コウノトリが主人、そして 愛之助の部屋子である
片岡愛三朗が子どものコウノトリを勤めさせていただいております。
前日全公演、初日から楽日まで全席満席の大盛況で本当に有難いことです^_^
しかし、ここまで人気になるのには、
中貝市長さんをはじめとした豊岡市役所の皆様、出石町の永楽館実行委員会の皆様、そして
町の方々のたくさんのご苦労がたくさんあったこと、聞いております
最初はその存在も知られず、お切符を手売りで
各所周り売ってくださっていた時代も。。。
今では、皆さんのおかげで、
発売後はすぐに完売になるほどの大入りで、
主人も本当に喜んでおります。
みなさまの愛が込められた永楽館歌舞伎のことはこの本に書かれています
ロビーで
直筆サインしたものが販売されております。
毎日の昼夜公演が終わったあとは、
永楽館のロビーで、ボランティアのお茶子さん方や実行委員会の皆様方が、
お客様が使い終わった靴を入れていたビニール袋の整理をしておられます。破れているものは破棄して、汚れていない綺麗なビニールを選んで、きれいにたたんで、次の日に再利用します。
このような大変な作業や、お客様がおかえりになられたあとの劇場のお片づけも、すべてボランティアでしてくださっている皆様のおかげで、この永楽館歌舞伎公演は成り立っています。
本当に有り難いことです。
そして
今回も、東京や名古屋、九州、北海道など遠方からお声がけしたお客様がたくさんいらしてくださいましたが、みなさん、
「ここで見る歌舞伎は本当に身近に感じられて
迫力がすごくて、一度観たら病みつきになりますね。そして、街の方々がとてもあったかくて嬉しい旅になりました(^。^)」
と言ってくださいます。
初歌舞伎の方も多いのですが、初めて歌舞伎をご覧になられる方にも
本当にぴったりな劇場だと思います。
演目も毎年、水口一夫先生の面白いご当地ものでしたり、見所満載の初役のものでしたり、
初観劇の方々は、
「歌舞伎は初めてでこれまで敷居が高いと思っていたけどこんなに面白くて、ぜったいまた観に来たいとら思いました!」
と言ってくださったり☺︎
本当に嬉しいです
本日は、
二階に80人の出石高校の生徒さんたちが(^。^)
みなさん、イヤホンガイドを聞いて観劇中。
イヤホンガイドは、私も初演目のときには必ず
借ります。
主人も常にオススメしていますが、知的財産になる知識をを与えてくれるもので、
歌舞伎が100倍面白くなると私も思います。
来年の永楽館歌舞伎は11月です。
永楽館リポート、つづく
の。