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大雪。  
 
 
 
とくに関東、甲信越の皆さま
 
 
大丈夫でしょうか。
 
 
 
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しんしんと降り続く雪です。
 
 
 
寒さとともに、朝、身も凍るニュースが。
 
 
 
アフガニスタンの首都 カブールにある、
インターコンチネンタルホテルが
また襲撃されました、、、
ターリバンが声明をだしたとか。。。
 
 
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私が現地に訪れた2002年から何も変わってないのか、と思うと
本当に悲しい気持ちでいっぱいです。
 
 
 
 
16年前、ちょうど戦争が一時 終わりに向かい
カルザイ政権のもと、平和への交渉が進み始めたころ、私は🇦🇫アフガニスタンを訪れ、
同じホテルに泊まりました。
 
 
 
あの頃はまだニュースに出てくるようなきれいなホテルではなく
 
 
 
争いがあったばかりの事後でしたので
 
 
 
ホテルの部屋の天井は、底が抜けており
 
 
 
壁は銃弾の跡、そして
血を拭いたような痕が残ったまま、凄まじい部屋を貸し出している状態でした
 
 
 
どの部屋を見てもそんな感じなので、
贅沢も言えません。
 
 
 
有志だけで集まったドキュメンタリーの番組スタッフさんが その中でも一番まだ、状況がましな
部屋を女性に譲ってくれました
 
 
 
 
訪れたのは7月でしたので 
夜になっても気温は下がらず、冷房もなく、
 
 
暑くて暑くて眠れず、持参した 電池で動く小さな扇風機を手に持ち、顔に向かってあて続け、
 
 
ようやく うとうとしかけると、手から扇風機が落ち、また暑くて目が覚める、そんな状況でした
 
 
 
戦争が終わったばかりの街でしたので、贅沢は言えません、自らが選んだ旅でしたから、
宿があるだけ幸せでした。
 
 
すると
 
 
 
朝、事件が起こりました。
 
 
 
目が覚めると、ベッド中が血まみれで、
 
 
 
私は 何者かに切られたか、何か大変なことになった!と慌てふためきましたが、
 
 
 
どこも痛くなくて
 
 
 
亀裂が入りボロボロの 覗き込むとようやく顔が見えるような洗面鏡を見ると、、、
 
 
 
鼻から血が吹き出て顔中血だらけでした。
 
 
 
 
もちろん、ヘアメイクさん、衣装さんなどいない有志だけのドキュメンタリー番組でしたので、
 
 
 
慌ててディレクターさんの部屋に行き、事の次第を伝えたら、スタッフさんにも何人かいて
 
 
 
 あまりの暑さで、日本と違いすぎ、体が対応できず、鼻の粘膜が耐えきれず破れたのだ、
ということがわかりました。
 
 
 
それがアフガニスタンのカブール
インターコンチネンタルの思い出です
 
 
 
首都カブールからショマリ平原を抜け、
四駆の車で バーミアンという地区で暮らしている子どもたちに会うのが私たちの目的でした
 
 
バーミアンは、タリバンに顔を破壊された歴史的建造物の像で有名なところです。
 
 
 
道中、
 
 
地雷がむき出しで落ちているのを見たり、
対戦車用地雷で吹っ飛ばされた車を横目に、怖い思いを抑え、前に前に進む。
 
 
時々開催させていただいているチャリティ講演会でも話していますが、本当に色々なことがあり多くの経験をしました。
 
 
でも、
 
 
 
怖いことばかりではありませんでした。
 
 
 
村々で会う人々の優しいこと。
 
 
そして
 
 
戦争が終わったばかりの悲惨な状況の中
 
 
逞しく懸命に生きる彼らの生活を知り、
 
 
たくさんのことを教えられました。
 
 
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どんな状況でも学びたい、学校に通いたいの、と言う彼らの思いをひしひしと感じました。
 
 
 
そして帰国後、チャリティ写真展、講演会などをを開催し、スマイルプリーズ世界子ども基金をたちあげ、細々とですが、これまで続けてこられたのも、寄付や様々なサポートをしてくださった皆さんのおかげです。
 
 
そして、
 
全国で開催してきたチャリティ講演会や写真展にいらしてくださいました皆様のおかげで、
 
アフガニスタンやカンボジアに四校、学校を建てることができました。
 
 
 
 
アフガニスタンに建設したのは、
女子学校でした。
 
 
 
それは、出会う女の子たちがみな、
 
 
学ぶ場所がない、
男子と同じでは宗教の問題もあり学校に行かせてもらえない。
 
と、口々に言っていて、たたでさえ、学校など必要ない、と女の子たちは父親やおじいちゃんから言われていましたから。。。
 
 
 
 
 
国連さんが支援するテントの🏕学校も視察させていただきましたが、やはり男女分かれていて、それでも、ご両親は反対している家庭も多かったです。
 
 
 
そんな状況もあり、アンダという別の地区で、
女子が学べる学校を建て、
図書や、文具などもスマイルプリーズから定期的に送っています。
 
 
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いま、どんな風に使われているのか、毎年、見に行きたい思いでいっぱいですが、
 
 
こんな事件の事を聞くと、渡航も無責任に許されないですし、本当に胸か痛みます。
 
 
 
お家にお邪魔したり、交流を重ねた子どもたちはだいぶ大きくなっているでしょう
 
 
元気でいるのか、本当に心配です。現地といま連絡を取れる方に状況を聞いています。
 
 
 
 
 
 
 
 
以前私は、アフガニスタンで経験したすべてを、写真と文章で綴りました。もうほとんど本屋さんにはないと思うので、 NPOスマイルプリーズ世界子ども基金やサイトで、文章でまとめてみたものがあります、宜しければ。
 
 
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カンダクゥ という言葉は、アフガンの言葉ですが
 
 
 
「笑顔でね」という意味です
 
 
 
子どもたちとの別れのとき、この夕日の光の中で
 
 
 
ボロボロ泣いてしまった私を見上げて、子どもたちが最後に言ってくれた言葉です。
 
 
 
カンダクゥ、カンダクゥ  クダハフィス!
 
(泣かないで、笑顔でね笑顔で、さよなら)
 
 
 
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アフガニスタンの未来がいまより明るくなりますよう、心から祈っています
 
 
また会えますように
 
 
そして、
日本からも続けられる事をやっていきます
 
 
 
スマイルプリーズ世界子ども基金のサイト、宜しければのぞいてくださいませ
 
 
 
 
のりかキラキラ