前のブログの続きです
 
 
東北 宮城県南三陸で被災された女性たちが、4年前から参加しスタートしたミナ・タン チャーム制作は、芦田多恵さんチームによる東北支援活動ですキラキラ
 
 
ミナ・タン チャームとは、こちら
 
 
 
 
南三陸にあるホテル観洋さんで、
今回のワークショップは開かれましたが、集まったお母さん方の笑顔に出会えて、とても嬉しくキラキラ
 
 
 
ランチも皆さんと頂きましたが
多恵さんのおはからいで 出て来たのがこちら。
ウニが満載、キラキラしてます。
 
 
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ホテル観洋の女将である阿部さんが命名したのですが、この時期はウニ、寒くなるとイクラに変わる丼で、食べる人の心やお顔がキラキラする、というネーミングだそうです。
 
 
 
この美味しいランチをいただきながら、現地のお母さんたちといろんな話をしました。
 
 
 
「南三陸にようやくスーパーマーケットができるんだよ!七夕からだって!」
と皆さんが話し始めてくれました。
 
 
 
「あれから6年だけどね、これで新鮮なお刺身も食べられるよ。うちの父ちゃんは、魚が出ねえと食卓で下向いてしまうんだ~。そんだけ、小さい頃から、魚、食べてきたからねえ。」
 
 
と笑顔で話すお母さん。
 
 
 
別のお母さんは、
 
 
「今まではね、車持ってる人に頼んで 往復2時間のところまで買いに行ってもらってたんだよ。それも毎回は悪いしねえ、お刺身とかの生鮮食材はね、スーパーに行かなきゃ買えねえから。」
 
 
海がこんなに近くにあるのに
刺身も手軽に食べられない現実に驚く私に、
 
 
「漁港や魚市場も全部流されたからね、最近ようやく卸し組合のところが出来上がったんだよ。」と教えてくれました。
 
 
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隣のお母さんも
 
 
「本屋もまだないんだよ。今度のスーパーには本は置かれるといいなあ。大型スーパーと聞いてるから、きっと置いてるよねえ、」と希望を込めて話されてました。
 
 
 
 
ホテル観洋で働く伊藤課長さんは、
街の各所を視察する際の移動車の中で、震災の語り部として 今の南三陸のことを教えてくれました。
 
 
 
 
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伊藤さんは、実体験や教訓を交え、防災意識を高めるため、この未曾有の出来事を風化させないために 防災士の免許を取り、かつ語り部として ここを訪れる方々に伝えています
 
 
 
「〝6年経つのにスーパーもなかったの?本屋もない?この町はなにをやってたの?〟と言われることも多いんです」、と話す 伊藤さん。
 
 
 
でも、そうじゃない。
 
 
宮城県北東部に位置する南三陸町は、大地震による津波で壊滅的な被害を受けた地域の1つで、約8割が消失した町。皆さんもニュースで屋上のアンテナにしがみついて命を繋いだ方の映像を見られたかもしれません。
 
海抜が低いこの町に、また同じように街を作ってもまた同じことになるかもしれない。新しくできた八メートルの防波堤だけでは あの津波が来たら防げない。
 
 
いろんなところから土を持って来て、町全体に盛り土をして、高さを上げなくてはならなかったのです。
山を削り、平たいところに土を大量に盛り、宅地造成をする。この作業に実に六年の歳月が。
もちろん。この作業が必要なのは、この町だけではありません。海岸線の被災した町はたくさんあり、そして各所、たくさんの人員も必要ですから。
 
 
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ようやく大型スーパーが出来上がるまでになりましたが、まだまだ 道路も凸凹で、舗装されてないところもたくさんあり、復興はまだまだこれからです。道中、大型トラックと行き交うことが多かったです。
 
 
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6年経つけれどまだまだ復興への力は必要です。
 
 
いまの現地の声を教えてくれた伊藤さんに感謝です。
語り部さん方は、これからも日本中に、そして世界から来たお客様にも伝え続けるんだ、そして防災意識を広めたいんだと話しておられました。
 
 
そして
 
復興への陰の功労者は、語り部さんだけではありません。
 
 
 
今年の春にオープンした、商店街に行って来ましたが、そこで、東京から来てずっと南三陸にいるんです。と建設に携わってる作業員の方が話しかけてくれました!
 
 
 
 
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ヘルメットにサインを頼まれましたキラキラ
 
 
 
復興工事現場で働く建設作業員のみなさんは、家族から離れ、全国遠く離れたところから単身で、何年も現場で暮らしている方が沢山いらっしゃいます。
 
 
彼らが居なければ、道路も、橋も、防潮堤も出来なくて、地面の底上げも出来ません。
 
 
まさしく、陰の功労者です。いえ、陰じゃないですね。
 
 
南三陸だけでなく、
 
復興に携わる すべての縁の下の力持ち、素晴らしい功労者の皆様に心からありがとうキラキラ
 
 
 
そして、まだまだ、復興にはいろんな力が必要です。
 
忘れてはならないことで、今はまだこのような現状だということも伝えていかねばならないことです。
 
皆さんもよろしければ、ぜひシェアをして 伝えてくださいませ
 
 
 
 
 
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震災当初から作り続けてるお母さんたちは、もうプロ級の腕前で、頭が下がります!
 
 
 
ミナ・タン チャームは、息の長い東北支援につながります。手にプロ級の職をもった女性たちはみなさんとてもいい顔をされていました!
多恵さんはおっしゃいます、〝被災された当初とは本当に別人のようで、少しでもお役に立てて嬉しい〟と。
 
お値段が高くて、、、とおっしゃる方も多いと聞きます。ひとつお伝えしたいのは、いい素材でクオリティも高く、きちんとした工賃をひとつごとにお母さん方にお支払いし、輸送費、パッケージ代、商品製造から販売の工程など、もろもろの経費込みでのお値段ということで、芦田多恵さんのところの利益もありません。それでも、プロの縫製職人さんを南三陸に派遣し、ワークショップを続け、女性たちが手に職を身につけるサポートし続けている、多恵さんを私は応援しています☺︎ 多恵さんチームも陰の功労者ですね!
 
 
1つ1つ手作りの、高品質の大人のチャーム、ぜひ、見てみてください!
私もひとつずつ大切に種類を集めてかばんにつけてます✨
 
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芦田多恵、芦田淳のブティックにも揃えられています。
 
 
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ベアちゃん。
 
ミナ・タン チャームは、贈り物にも喜ばれます✨
 
 
 
 
のりかキラキラ