赤十字×NHK が行っている
服だけでなく、もうひとつ愛用バッグも出品しています☺︎
イギリスでも大人気の
「Pets Rock」のトートバッグ
私が今回のオークションに選んだのは、
エイミー・ワインハウスに扮した猫ちゃんが描かれたものです☺︎
サイン入りバッグに、一枚目の写真を添えて、贈らせていただきます
さて、真面目な話
日本赤十字社の広報特使になり9年目を迎えますが、
特使になる前は、「私たちの寄付は、物資などになりきちんと届けられているのだろうか?」と考えたこともありました。
皆さんもそう思ったことはありませんか?
しかし、わかったことがあります☺︎
視察取材などに行くようになり、
日本赤十字社の現地にいる日本人スタッフの活動は、現地に駆け付け、救護活動をし、物資を届け、それで終わりというものではありませんでした。
そこには、
最悪の状態から自立を果たそうとする現地の苦しむ人々に、人間としての尊厳が失われないよう自立への道のりを精神的に支援している姿がありました
世界各国の紛争地や災害地で、衛生面も食事面も、言葉も大変な中、何年もそこで生活をするだけでも大変なのに、そこでの仕事を全うする精神、
言葉や宗教などの文化の違いを越えた、現地に派遣されている赤十字スタッフさんの血のにじむ努力や熱い思いは、私などには真似できないものだと、心底、感動しました。
ここで
皆様にシェアしたいお話があります ☺︎
私は以前、ナショジオの番組で
赤十字の父と呼ばれるスイスのアンリー・デュナン
さんを辿る旅をしました。
たった150年前までは、どれほど深い傷を負い瀕死の状態である人でも、『敵国の人間を救うと死罪』という悲しい法律がヨーロッパにはあり、
その人を助けることは禁じられた世界でした。
戦争が起こり、村々に酷い傷を負った人が家の前に倒れていても、助けを求められても、傷の手当もしてあげられない、、、敵味方の区別なく、傷ついた人々を救うのが人間ではないのか。。。
『傷ついた兵士はもはや敵ではい、人間である』
と、デュナンさんは奮いたち、戦争の悲惨さ、人を救うことの大切さをしたため、自己出版した小冊子をヨーロッパ中を歩き、一人一人に手渡していきました。
はじめは、多くの人に反対され、
“法律を変えるなんて出来るわけがない!〟と嘲笑われながらも、彼はあきらめませんでした。
やがて、この本を読んだ北イタリアにあるカスティリオーネという村の人々が、敵国の兵士であっても、傷ついた人に水を与え、傷の手当をしました。
その後、その思いや、傷ついた人、困った人に手を差し伸べるという人間としての当たり前の行動がヨーロッパ中に広まり、
ようやく、赤十字の精神の礎となる、ジュネーブ条約が制定され、デュナンさんの思いが形になりました。。。
デュナンさんを辿る旅で感じたこと、それは、
“1人の力はけっしてちっぽけではない”
ということです。
アンリー・デュナン氏がそうしたように、
その志や情熱、想いが強ければ強いほど、
それは大きなメッセージとなり、人から人へと伝わり、世の中を変える大きなきっかけにつながってゆくのだと思います。
私たちも社会の中で、自分に与えられた役割がそれぞれあり、仕事も家庭も大変だと思います。
ですが、自然災害、不慮の事故など、
いつ自分や自分の家族が助けられる立場になってもおかしくない世の中だと思います。
日本や世界や、困っている人々、助けを必要としている人々がいるのだと認識をしたり、実情を知ろうとすること、そして、
やれることを実行することが大切なのだと思います☺︎
長くなりましたが。。。
私もこれからも広報特使という立場で、現場で感じたことを分かりやすく、多くの皆様に伝えていきたいです。そのアクションが、皆様にこの世界の現実を少しでも理解して頂くきっかけになればと思います
NHK×赤十字 海外たすけあい チャリティーオークションはこちら
私の出品は15日までです
↓
このオークションのことだけではなく、
日々、アンテナを張り巡らせ、自分のできることを、探し実行していきたいと思います☺︎
の。