嫉妬と欲求不満、
生の危機感が募ると…
こんにちは♩
性愛セラピストマスタートレーナー
おおの乃莉です♡
皆さんは、
嫁姑問題、ありますか？
私は元姑さんが
とても優しい方だったので
嫁イジメ的なことは経験したことが
ありません。
しかし、
高齢者の方々とお話していると…
なんということでしょう‼️
「そんなことあるの⁉︎」
「嘘でしょぉぉぉ」
というような、
昔の姑さんの
恐ろしいオニババエピソードが
続々と繰り出されます。
昔の姑さんたちの
オニババぶりといったら凄まじいです。
〔注:全ての姑さんが、そうであるとは限りません！〕
ちなみに、
オニババ【鬼婆】とは？
２ 残酷で無慈悲な老女をののしっていう語。
残酷で無慈悲な、老女。
聞いただけでも、
痛々しくて、
胸が苦しくなるような響き。
オニババは、
一日にしてならず。
なんで、そこまで
オニババになってなしまったのかと
考えてみましたよ。
戦時中、戦後のお姑さん、
生きることに精一杯だったはずです。
それも山の中の農村地帯。
生活環境も過酷だったのでしょう。
十分な食べ物もなく、
暑さ寒さをしのぐのもやっと。
仕事と家事と子育てで日が暮れる。
山間部の仕事は重労働。
身体が辛ければ、
心も辛い。
しかし、
自分の体を労わる、
パートナーとの時間を大切にする、
ゆっくりと愛を育む、
などということはなかった時代かも
しれません。
自分を大切にできないと、
他人を労ったり、
尊重することは難しいものです。
つまり、昔のお姑さんの時代は、
「我慢」の時代だったのです。
それ以外の選択肢はなかったでしょう。
「我慢」が当たり前。
…だから、
人にも我慢を強要するようになるのです。
楽しそうで、
楽そうにしている女は
許せなかったのです。
自分の力を見せつけるため、
自分をないがしろにさせないために、
嫁イジメをするのです。
「鬼婆」で検索すると、
一本の映画が見つかりました。
新藤兼人監督 の「鬼婆」〔1964〕
日本のホラー映画に分類されています。笑
乙羽信子さんの鬼婆ぶりがyoutubeで見れました！
老いを控えた女のエゴ、妄執。
生と性への執着。
生きることの生臭さ。
それらが昇華されることなく、
鬼となる。
つまり、
オニババは
心身ともに満たされず、
嫉妬と欲求不満、
生の危機感が募ることから
人間の醜い本性が
表出したものなのでしょう。
もっとわかりやすく言うと、
①中年期以降の女性が
②パートナーとの関係性がうまくいっていない時、またはパートナーがいない場合、
③「性」に関わるエネルギーを抑えつけて使わないようにしていると、
④その弊害があちこちに出てくる
…といってもよいかもしれません。
かつて「オールドミス」と言われたり、
「ヒステリック」だと言われる女性は
これに当てはまりませんか？
その弊害の一つが、嫁イジメ。
若い嫁に大事な息子を取られ、
単純に嫉妬するわけですね。
更年期以降、
性欲がなくなるというのは、
真実ではありません。
人と触れ合いたい、
繋がりたいという気持ちは
本能的なもの。
「性」とは
心を生きること、
心が生きること。
人と触れ合い、繋がっている時に、
自分は生きていると
確かに実感するものです。
オニババにならないためにも、
自分で、
「女として生きる」ということに、
許可を出すことは大切なことですね。
自分に嘘をつかず、
自分をごまかさすことなく、
自分を幸せにするために♡
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