つまり、
風邪自体が治療行為。
風邪をひいてから、
しばらくカラダもココロも
低迷していました。
そうだ！あれ読もう！
と思って手に入れたのは…
TTのPCM講師の宇野氏ご推薦、
「風邪の効用」
〔のぐち せいや氏ではなくて、
のぐち はるちか氏と読むそうですよー〕
これ、講義で二度も話題になった本です。
相当面白いのだなと、期待しました。
風邪というものは、
治すものではなく、
経過させるもの。
風邪をひくとたいてい体が整うと、
書いてあります。
健康な体というものは、
弾力があるのです。
伸び縮みに幅がある。
この、いつも使いすぎている場所、
これを偏り疲労部と言うそうで、
自分では感じないけれど、
触ると硬くなって、
筋肉の伸び縮みの幅が非常に
狭くなっています。
ごくごく狭くなったのが
年をとった状態。
もっと狭くなると、
つまり、死んだ状態。
人間はだんだんと弾力を失って
死んで行くのですね。
弾力を失って、体が硬く、鈍くなると
様々な病気を引き起こす。
ところが、
風邪をひくと
鈍い体が、一応弾力を回復するのです。
人間は
体中、あるいは心も含めて
人間全体の弾力性というものを
失わないように生活すれば、
突然倒れるとか、大病するとか、
そんなことにはならないわけです。
体を使って、
偏り疲労の潜在状態になって
弾力性が欠けてくると、
風邪をひき、
風邪をひいた後に、
回復してくるという流れに
なっているようです。
つまり、
風邪自体が治療行為。
だと
ここで、大切なのは
早く風邪を治そうとして
熱を下げようとしたり
咳を止めようとしたり
そういう中断法ばかり講じていると、
風邪を治そうとしながら、
体が硬張り、
治療しながら、
だんだんと体が鈍くなるというような
恐ろしいことになるようです。
だから、
自然の経過に逆らうな。
体を整える方に
集中しろということですね。
私の中では、
薬…っていろいろ思うことがあります。
〔本の中では、薬以外の治療についても書かれていますが〕
もちろん、
大切なものではあるけれど、
この考え方でいうと、
やはり
天然のまま細胞を傷つけず、
むしろそれを鈍らせず、
萎縮させず、
自然のままの体であるようにすることが
本来の意味で治療になるのかなと、
感じました。
とにかく、
「天然の体を
できるだけ天然に
保たなくてはならない」
とあって、
なんだか、嬉しくなりました
大量の薬が、
毎日消費されていく現場にいると、
疑問を持たざるをえなくなるのですが、
やはり、
私は私の感覚を大事にしよう！
人間の持つ自然治癒力を
もっともっと信じよう！
風邪は、
敏感な人が早くひくそうです。
そういえば、
「バカは風邪ひかない」って言いません？
自分の状態に敏感であれば、
異常もキャッチしやすいし、
早くに自然治癒力が働いて
状態を整えることをやってしまうんだろうなぁ。
風邪は
その体にとって自然の経過を
通ることが望ましいのですが、
できれば、
早く経過できるような
敏感な体の状態を保つことが
望ましいですよね
あとは、
やはり、
「病は気から」
「……と、思い込む」と、そうなる。
寒いから風邪をひいたのではなく、
寒いと風邪をひくという考えが、
心が空虚になった時にフッと入ったり、
体が緩んだ時にポカッと入る。
そういう時に、風邪をひくのです
ここでも潜在意識、出てきました
風邪は、体の洗濯のようなもの
体の偏り疲労を除去する自然の方法
こわばった体を弛ませ、
経過した体の後を丁寧に見てあげれば、
スッキリと体が改まる
例えば、
栄養過剰、
気分の憂鬱、
億劫、
体が妙に重い、
なんだか疲れている、
などなども、
風邪を全うすると、
自然と消失してしまうようです
こうして、
ブログが書けれるようになったのも、
風邪が順調に経過して、
憂鬱さや
億劫さから解放されたからなのですが。
そして、
私は何よりも、
これからも
天然であることを楽しみ、
天然を保つことを心がけたい❤️
とはいえ、
今月の宇野氏からの課題は
「I'm OKを
いちいち出さない。
I'm not Good.
ありのままとか、やめろ。」
だったなぁ
〔PCM的、自己成長のための課題です。
ブログタイトル、そのうち変更予定
〕
〕