のりはゲームが好きです。

保育園児の頃は「レストランのウェイトレスになりたい」という高校生バイトで叶いそうな夢を持っていたのりですが、
小学生の頃はゲームに関わる仕事がしたくて、プログラマーになるのが夢でした。(その後3DSでプチコンを触ったところガチで何もできなかったので諦めました)

その後、大合奏バンドブラザーズというゲームで作曲に触れ、ゲームミュージックを作る仕事がしたいと夢見るようになりました。(中学生ぐらいになるとインストより歌入りの曲作るほうが楽し♪になって夢がまた変わっていました)

子供の頃ののりにとって、ゲームは全てでした。可処分時間全てをゲームに費やしていました。
無表情でゲームにのめり込む姿を見て家族から「本当に楽しいと思ってやってる……?」と心配されることもありましたが、
のりは表に出てないだけでゲームが大好きでしょうがない子供でした。(そんなのりが唯一喜びの感情を表に出す瞬間が、まぐろ食べてるときだったらしい)



中学生あたりからのりの興味がゲームから音楽に、アイドルに移ろっていき、3DSは曲を作るときにしか触らなくなりました。ソシャゲをやるようになったりもしました。
高校生になると忙しくてゲームをする時間も取れず、そしてパソコンやiPadで曲を作るようになって3DSも埃を被るようになりました。

アイドル時代ののりは多忙故か、はたまた恋に現を抜かし過ぎたせいなのか、だいたいの趣味が消え失せてしまったのです。
追っかけていたアイドルも次第に追えなくなり、ゲームなんてもってのほか。
無趣味過ぎて無味な恋愛になってしまった「ジビエは食べれない」という曲を作ったりもしました。

ゲームはのりのアイデンティティだったのに。
そしてアイドルを辞め、恋愛もほとぼりが冷め、スケジュールが真っ白になったのりは、本当に空っぽの人間になってしまったのです。



のりは当時ラーメン屋(クビになってないほう)でバイトしていたのですが、無趣味過ぎて金がどんどん貯まっていくだけでした。(今思えば羨ましすぎるし、その時期に貯金していてほしかった)

増えていくだけの銀行の残高を見て、自分という人間のすっからかんさに虚無感さえ覚えたのりは、デカい出費をしてやろうと思いました。



ベース買いました。

Nintendo Switch買いました。

スプラトゥーン2買いました。



スプラトゥーン楽し〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



勿論ベースのほうもかなり楽しかった(練習した分だけ上手くなるし、予め音楽理論の知識ある状態で始める新しい楽器が無双過ぎて超面白かった)のですが、スプラトゥーンがこれまた楽しい。

のりは元々WiiUでスプラトゥーンが発売されていた頃から存在は勿論、キャラクターや音楽も知っていて、その世界観が大好きでした。

しかしのりの家は何故か「携帯ゲームはOKだがテレビゲームはダメ」という謎ルールで運営されていた為、初代スプラトゥーンはプレイできていなかったのです。



初めて作ったクレカを握り締め、ヨドバシカメラでSwitchとゲームソフトをレジに持って行ったときの無敵感は言葉にできないほど。
初めて一人で外食したとき、電車に乗ったとき、映画館に行ったとき、それらの瞬間のような「自分って一人でなんでも出来ちゃうかも」と思ってしまう、背中に羽が生えた感覚でした。
ゲームハードって自分の金で買えるんだ、たったそれだけの気付きが自分の人生を変えた気がします。

周りからは「判断が遅すぎる」「今Switch買うのかよ」みたいなリアクション取られましたが、あれから4年経ってもSwitch現役だが!?!?と当時の知人を煽りたいです。



そしてSwitchを買って一番よかったと思ったのは、友達と一緒に遊べることでした。

まずSwitch買ったという投稿をSNSに載せただけで誕生日ばりにDMが来たし、
専門学生時代モンハンやスプラを友達と通話しながら遊んだあの日々は、多分生涯の宝物だと思います。

スプラトゥーン2は3よりも乱入がしやすい仕組みだったので、気付いたら8人全員身内なんてこともありました。
モンハンはアオアシラをクナイだけで倒す謎の縛りプレイをしたり、
奇しき赫耀のバルファルクに一瞬でボコボコにされるのを五回連続で繰り返したり、
やることなくなって同じクエストをひたすら周回してハンターランク上げに勤しむ謎の時間を何ヶ月も続けていたり、
今思えば何故あんなことしていたのかという遊び方でしたが、当時は全員真剣だったのがウケる。
(あと扇田瑞喜という人が、誤操作で所持しているゲーム内通貨を全て生肉に換算するミスを2回していたりして、面白かった)



学生時代は色々ありましたが、「あの頃は楽しかった」と言える綺麗な思い出をゲームが作ってくれて、本当に良かったと心から思っています。



ゲームには沢山人生を救われました。
OBOGからのハラスメントで精神を病んでしまったのりが元気になれたのは、概ねポケモン剣盾のお陰だったし、
歩けなくなって、音楽さえできなくなって引きこもっていたのりに楽しみをくれたのはドラゴンクエスト11だったし、
そして、バンドメンバーが死んで家が常に葬式ムードだったとき、YouTube付けるだけで勝手に騒いではしゃいでくれるゲーム実況者の存在は本当に心の支えでした。

のりはゲームが好きで、喋ることが好きで、
それ故か周りに「ゲーム実況やらないの?」と聞かれることが昔からありました。
のりはその度に、「数少ない娯楽を仕事にしたくない」と言ってきましたが、
そう主張してきたのりがゲーム実況を始めたのは、そういったゲーム及びゲーム実況に救われてきた経験が理由として一つあると思います。

のりは自分の喋りが大好きなので、その自分の面白さを記録に残したいとか、
自分の音楽を広める取っ掛かりにしたいとか、
社会復帰に向けて他者との交流を持ちたいとか、
のりほ生きてるよという生存報告しときたいとか、
色々理由はほかにも色々ありますが、

自分のゲーム実況で誰かが面白がってくれたらいいな、と思ってゲーム配信をしています。


のりは自分というコンテンツが大好きなので、たとえ誰も見ていなかったとしても音楽やゲーム配信や変な動画投稿は続けますが、
勿論人が見てくれたら嬉しいことに違いはありませんので、是非見ていただけたら、そして笑っていただけたのなら幸いです。

 

 

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