令和5年度 本試験の現場思考と試験後思考の乖離 | 岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

岡憲彦の行政書士合格Blog~勉強に対して謙虚であり続ける為のおぼえがき  

行政書士試験指導校 りす塾で講師をしています。受験生がその時々に感じる疑問をお伝えしています。書籍:社会人が合格するための計画・継続・記憶ノウハウ(中央経済社)の元ネタぎっしりのブログです。

日曜日から少し時間が経ち

日常が戻ってきた頃かと思います。

 

今の関心事は記述での採点に

切り替わっていると思います。

 

択一式は自己採点で、

点数が何点かわかっている。

あと〇〇点欲しい。

というのが受験生の心理です。

 

変わらない部分に固執しても

結果は変わらない。

そのように考えてしまうものです。

 

しかし、

択一式の点数と現場で感じた、

難しかったという感覚で

240点分という

行政書士試験の核となる部分を

評価してしまうのは、

受験期間中の頑張りを評価するには

足りないように私は感じます。

 

そんな数字と現場の感覚で

割り切れるものではないでしょう。

 

振り返ることは傷口に塩を塗ることだけではなく、

自分のやってきたことが正しいかったかを

知ることもできるのですから。

 

りす塾では、

現在11/18の検証会のための

教材を作成しています。

 

試験当日の感覚だけではなく、

選択肢ひとつひとつを

評価できるよう、

解説だけではなく学習方法まで

盛り込んだ教材です。

 

これを見ていただくことで、

「だから判断できなかったのか!」

「だから簡単に感じたのか!」

 

「だから」がわかるよう製作しています。

 

 

大局的ではありますが、

令和5年の試験問題については、

 

問題は全てがわからないという問題は少数で

学習した知識を使って

2~3択までしぼることができた。

だから、苦しいという感覚は少なかった。

※厳しい試験は選択肢を絞ることも出来ない問題が多い年

 

しかし、

△で判断を濁しても

本来ならあるはずの正解の肢は他にはなく

濁した選択肢内で正解を見つけなくてはならない。

※この瞬間が一番苦しかったはず。

 

また、

△で濁した選択肢もよく読めば判断ができそうな

語句が含まれており現場判断で正誤を付けることはできた。

 

という問題が、憲法・行政法には存在したと

私は感じました。

 

だから

あなたも憲法、行政法が難しいと感じられたと思います。

 

ネットの情報だけではなく、

ご自身が感じた感覚を「言語化」するのは

閉じている問題冊子を再度開くことからスタートします。

 

その一助になればと

今年も本試験検証会を開催いたします。

 

エントリー制の講義です。

ご自身の学習がどうであったか

ご自身の努力がどうであったか

ご自身の言葉ではどう表現するのか

「だから」を知りたい方

「だから」を正しく評価したい方の

エントリーをお待ちしております。

 

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