再手術から3日目~術後初歩行
再手術から3日目
血流音チェックは2時間ごとになる
この日は土曜日
再手術から3日目だが、1回目の手術終了から、ベッド上安静3日半(84時間)経っている
手術の後、身体にはたくさんの管が付いている
・尿管カテーテル
・背中に硬膜外麻酔
・ドレーンが4本
お腹の皮弁の左右から1本ずつ
胸に2本
それに点滴(普通は健側の腕だが、この時点では私は右足の甲から)
両足には、エコノミークラス症候群予防の弾性ストッキングを履きその上にマッサージポンプ
三角枕が膝の下に入っていて、足を伸ばさないようになっている(お腹が再建の人限定)
この状態で、普通は手術から48時間ベッドは45度までしか上げられず安静になる
手術した側の肩は動かしてはいけない
私の場合、手術翌日に再手術になったので、普通の方より安静の時間が長かった
ほぼ倍近い・・・
手術3日目から状態を見て、管が1つずつ取れていきちょっとずつ動ける範囲が広がっていく
私の場合・・・
再手術から3日目の朝、再建チームの中では一番若いS先生がくる
(実はS先生、この前日の夜10時頃にも病室に顔を出してくれた。心配して学会帰りに寄ってくれたらしい)
まず、背中の硬膜外麻酔を抜く
この日は、歩く練習があるので、足の甲の点滴はちょっと邪魔になる・・・
ということで、右手で取れたら足は外そうということで、再度点滴ルートを右手から確保
このS先生、結構、話好きでおもしろい
いろいろ話しているうちに、実はS先生の出身大学が私が卵巣の手術と乳がんの手術をやった病院だったということがわかる。
教授の話とか結構、レアな話で盛り上がる
午後に術後初めて立つ練習
最初の手術終了から90時間(手術時間を入れると100時間)寝たままだったということになる
まずは、ベッドを90度まで上げてからベッドに座ってみる
前日からそうだったが、身体を起こすと胸の中心部分とお腹の左側が猛烈に痛い
ただ座っているだけなのに、頭はフラフラするし痛いし・・・
そのうち汗がふきだしてきた。
とりあえず立つだけでもということで、立ち上がってみたが、今度は気持ち悪くなってきてしまう。
このまま歩くのは無理と思い、1回目は断念
ロキソニンを服用して、痛みが落ち着くのを待つ
1時間後再挑戦
痛み止めが効いているのでなんとか立つ事は出来た。
このとき、ドレーンバッグが右に1個、左に2個(ドレーンは3個入っている)、尿バックは点滴台に下げてもらい、点滴台を杖代わりに、前かがみでトイレまで歩く
歩くと左腹部が痛いが、頑張ってみた。
距離にすると、7~8mくらいだったが、私にとってはながーい初歩行だった。
トイレまで歩いて行けるということで、尿管カテーテルを抜いてもらう。
ベッドに戻ったら、汗びっしょりだったので、身体を拭いてもらう
その後は自分1人でトイレにも行けるようになり、この日の歯磨きは自分で洗面所で出来た。
ただ、動くと左腹部が痛いので、ロキソニンを飲みつつなんとかしのぎました。
手術からの入院を振り返ると、私的に辛かったのは、再手術が終わった夜。
自由に動かない身体と、咳が出て痰がからんでお腹の傷が痛いのと、ちょっと弱音をはきたくなった。
それと、この日の初歩行。
歩くってことがこんなにも大変な事だとは思わなかった。
ただ、いろんな人の再建のレポートを改めて読んでみたが、みんな歩行は結構簡単に出来ている。
私の場合は、普通の人より安静の期間が長かったからなのか、本当に大変だった。
でもこれを乗り越えてからは、どんどん回復していった。
身体って使っていないとどんどん衰えてしまうが、動き出せばどんどん回復していくものなんだと改めて感じました。