昨日は久しぶりに教え子ちゃんと楽しいひと時を過ごしました![]()
教え子ちゃん(Sくん)と彼女と3人で、くだらない話あり・・・学生時代の思い出話あり・・・病気の話あり・・・美容の専門的な話あり・・・
そうです。Sくんは美容師で頑張ってます ![]()
どーしても、ボブカットがうまく仕上がらないって言って・・・
そー言われても実際にカットしてるトコを見ないとなんとも言えませんねー
まぁ今度は講習会でも開こうかということになりました。
Sくんだけは、実は私の病気のことも知ってます。
彼は特別な存在なんですねー。
何故かというと・・・・・・・
彼は、戸籍上は女なんです。
性同一性障害なんですね。
今から、5年位前ですが、Sくん達は2年生で私が担任をしていました。
その頃の私は、結構熱血で・・・金八っぽいってよく言われたものです。
Sくんは、入学してきた時から男っぽくてみんなの先頭に立って運動会とか仕切ってました。
冗談で、よく先生達の間では「Sくんは、ホントはどっちなんだろうねー」なんて話題になるほど・・・
2年生になって彼の担任になって、いろいろ問題も起こしていたけど、クラスをひっぱってくれる彼の存在はすごくありがたかったです。
ある日、話したい事があるからと言われて、誰もいなくなった放課後の廊下で椅子を並べて・・・
なかなか話を切り出しません・・・
「正直に話したら、先生がオレのこと嫌いになっちゃうんじゃないかって・・・」
そんな心配をしていたようです。
「絶対にそんな事はないから。SはSのままでしょ」
そんな事をいったような気がします。
そして、彼のそれまでの苦悩の生活の話を聞きました。
正直、なんとなく気が付いてはいたものの、実際に話を聞くと、なんと声をかけていいものか・・・
でも彼の性格が私を助けてくれました。
とにかく明るくていい奴なんですよー。
そんな告白を受けても彼のことを嫌いになるとか、特別な目でみるとかはありませんでした。
ちょうどその頃、世間では性同一性障害というものが、認められはじめたころで、テレビでもよくやっていました。
回りの誰にも話せずに、悩んでいる人たち・・・
心とは違う身体に、悩み、夜の世界へと仕事を求めている人たち・・・
そんな中で、正直に私に告白してくれて、嬉しかったです。
ホントに仲の良い数人の友達にしか話してないらしく、大人に相談したのは私が始めてだったとか・・・
その後、彼が性同一性障害の本を3冊くらい持ってきてくれて、いろいろ勉強しました。
驚く事はいっぱいありました。
性同一性障害にはいろんな種類があるんだそうです。
身体を心に合わせて手術をする人
身体はそのままでも、見た目だけ心に合わせる人
時々女装をすることで満足な人なんかも、性同一性障害に入るんです。
赤ちゃんはお母さんのお腹の中で身体の性別は遺伝子で決められたまま育ちますよね。
そしてお腹の中でそだっていく過程で、身体に合わせたホルモンシャワーというのをあびるんだそうです。
それがなんらかの理由で、うまくあびることが出来なかった。
それで、心が身体と別々の性別になっちゃうんだそうですよ。
人間って不思議な生き物です。
いろいろ勉強して、思ったのは、普通に接してあげることが一番なんじゃないかって・・・
彼の過ごしてきた19年間の苦労を理解してあげる事は簡単だけど、過去よりこれからの彼の生活の方が大切なんじゃないかって・・・
そんなこんなで、卒業してからも気にかけてたんですよ。
いずれ彼は手術もして戸籍も変更するって言ってました。
今は、男性ホルモンを注射しているみたいです。
ですから、すこーし声も太くなりました。
生理もこなくなったみたいです。
生理って、性同一性障害の人にとってはすごーく問題みたいです。
自分は男なのに月に1回、女であることを思い知らされるって・・・
そして、きのういろんな話をする中で、面白い事がわかりました。
私がホットフラッシュの話をしたら、Sくんも「オレもいっつも汗だくで仕事してますよー」って
もしかして・・・・・
私達は一緒じゃないの![]()
男性ホルモンを注射すると、女性ホルモンは抑制されて髭とか濃くなるんですよね。
身体は女なのに女性ホルモンが抑えられるってことは・・・・・
そうですよー。
まさしく更年期障害です。
骨粗しょう症にもなりやすいって言われてるみたいです。
二人して汗
かいてました![]()
そうそう、忘れてましたが、今回は彼女を紹介してくれました。
17歳の高校生ですって![]()
いいねぇー若いって・・・・
でも、でも・・・・
もしかして・・・・・お母さんっていくつ![]()
「37歳です」だって・・・
あっはは
私より年下でした。
笑えません![]()
そして、Sくんのすごいとこは、彼女も彼女の家族も、仕事先でもみんながSくんの事をきちんと理解して男として接してるんですよねー。
それはSくんの人柄なんでしょうねー。
憎めない奴っていうのか、応援したくなるんですよねー。
彼が、自分の身体を取り戻すまで、応援していこうと思います。