いよいよ手術



5月14日(月)


午後2時過ぎに看護師さんがきてバイタルチェック

血圧が130超えている・・・

自分では緊張していないつもりでも、身体は緊張しているらしい。


そして2時20分に、着替え

手術着、Tパンツ、弾性ストッキング


そして2時35分に手術室に向う。

この病院では手術室までは車椅子で行く

既に12時過ぎから点滴が始まっていた。


手術室のある6階に着いて、病棟看護師さんから手術室看護師さんへの引継ぎ

なんだか人がいっぱいいて、この時間は結構混んでるみたい・・・


7,8分待たされた。

そして、いよいよ手術台(ベッド)に乗る

すると、主治医のS先生が手持ちぶたさにウロウロしてました。

キャップ被ってる姿は、やはり「まいうー」の石ちゃんです。


先生 「緊張してる?」

私  「気持ちは緊張してないんですが、血圧が高くなってました」

先生 「それは緊張してるんだよ」


そして、看護師さんとは


看護師さん 「待ってるの長かったですか?」

私      「いや~、予定よりは少し早かったから・・・漫画読んでました」

看護師さん 「漫画ですか~」

私      「ブックオフで100円で買って来たんですよー」

看護師さん 「100円で売ってるんですか?」


などなど・・・手術直前とは思えません・・・

そんな話をしながら実は、手術室に向っていました。


前回、卵巣の手術の時は4番の手術室だった。

今回は・・・・

なかなか手術室に着かない

角を一つ曲がって、6番手術室に入りました。


血圧計付けたり手術着脱がされたり・・・


その最中に看護師さんが電話で、麻酔科の先生に「6番麻酔導入お願いしますー」って連絡してます。

ところがなかなか麻酔科の先生がやってきません。

もちろん麻酔科の若い先生はいて、あれこれやってますが、実際に麻酔を始めるのはもっとベテランの先生みたいで・・・

3回連絡してやっと先生がやってきました。


「では、薬が入っていきますねー。眠くなりますよー」


前回の手術の時は、6まで数えたら眠ってしまった。


今回は、12まで数えられた。


そして、手術が始まった・・・らしい・・・

もちろん記憶はないですよ。


手術が終わってどこから記憶があるのか、人それぞれだと思います。

前回の手術のときは、手術室で先生が肩たたいて終わりましたーって言ってくれのと、ICUで家族に面会したくらいで後はボーっとしていてあまり記憶が無かった。



ところが・・・・・・



今回は、気管内挿管のチューブを抜くところからなんとなく記憶がある。

オエッ~ってなっちゃった。

もともと喉が狭くてすぐにオエッ~ってなっちゃうほうなので・・・


そして、リカバリー室で麻酔が覚めるのを待って病室に帰るのだが・・・


ここでトラブルが・・・


この辺からハッキリとした記憶がある。

急に吐き気が襲ってきて・・・


「すみません・・・吐きそうなんですけど・・・」


そしたら麻酔の先生が細いチューブを持って

「じゃあこれで吸い出しますから・・・」

「無理です。それだけは止めて下さい」って私は拒否


喉に管とかって、絶対無理です。

余計に吐いちゃいますよー。


顔だけ横向いて、吐いていいと言われたが、そう言われると出ない・・・

吐き気止めを点滴に入れてもらった。


そんなことをやってるうちに今度は、お腹が冷えてきて・・・


なんと・・・

便が出そうになってきちゃって・・・


「すみません。便が出そうなんですけど・・・うんち


慌てふためく看護師さんたち・・・

たぶん、そんな部屋に便を処理する道具は無いらしく・・・


なにやら、紙おむつみたいな物をお尻の下に入れられ

「どうぞ、大丈夫ですよ・・・」


えっーーーーーこんなとこで寝たまま便は出来ないですよー


理性の方が勝ちました。

なんとか便が出そうなのを我慢


いつの間にか吐き気は治まってます。

痛いとか感じる暇もありませんでした。

そんな感じで30分以上リカバリー室で皆さんに迷惑かけちゃいました。



だから病室に帰ってきたのは、5時

旦那が 「なかなか帰って来ないから何かあったのかと思ったよ」

私 「大変だったのよー」

一部始終を話して笑われました叫び



手術の最中はともかく、手術前後ははっきりした記憶で、コントのような状態でした。

どこかで見たことあるような手術コントみたいでしたよ。



        Part3に続く・・・・・