道程 |  碧い月のひとりごと(八月乃暖穏の覚書)

 碧い月のひとりごと(八月乃暖穏の覚書)

あることがきっかけで、記憶が長くもたなくなったことに気づきました。
だから、忘れないために。
大事な記録と記憶。 忘れたくない思い出。
気が向くままに書いていきます。



何処へ向かってるか?

なんて…

あたしにもわからないのよ







行きすぎたのか

まだついていないのか…


行き先すら間違っているのか



でも、あたしは進むしかなくて

進んでるつもりで

ぐるぐるとまわっていたり

気がついたら引き返してた

なんてこともあったのかもしれない






あなたがみない夢をみて



あなたが歩まない道を歩いて



あたしが見た景色を

あなたは目を閉じてあるくんだ…





すれ違って

追い抜いて

追い越されて


引き戻されて

押し出される






転んだと思ったら

飛び跳ねて


スキップしながら
寝転ぶんだ…




ありえないことが あり得て


あり得ることが とてつもなくあり得なくて


矛盾だらけの道程に



驚いて

泣き出して

笑いながら

うたをうたう


怒りはじめたと思ったら

心穏やかに滑り出し


こんなふうに こんなふうに

前を見ながら

後ろを眺めるのよ








そうね、 そうよ 

あなたの言うことは正しくて 間違っている


すべてがあなたで できてはいないの


あなたは不完全だということに気づいていないかもしれないけれど

周りのみんなはとっくに気づいているわ


あなたの言うあたしは欠陥品らしいけど

ほんとはあなたも欠陥品だってこと





この道程は長いのよ


この道は 長いのよ


あなたの杓子で測れるほど 
そんな短いもんじゃない


そのはなを 折ったのはあたし

そのはなを 捧げたのもあたし



あなたの言霊に レクイエムを…










※最後少しかえました

暖穏より