缶詰 |  碧い月のひとりごと(八月乃暖穏の覚書)

 碧い月のひとりごと(八月乃暖穏の覚書)

あることがきっかけで、記憶が長くもたなくなったことに気づきました。
だから、忘れないために。
大事な記録と記憶。 忘れたくない思い出。
気が向くままに書いていきます。



今夜はぎゅぅっと抱き締められたい気分で

仕方ないから、膝枕してもらってる

うん(笑)

おっきなくまのぷーさんに

したから見上げて、話しかけてる

ねぇ?
甘えてもいい?

ちょっと迷惑そうな顔

ママ、重いんだもん

そう言い出しそうなぷーちゃんに

たまにはさ、
こうやって甘えさせてくれる人いないとさ、
疲れちゃうんだよぉ~とすねてみる

今夜はなんだかつらいんだ... 

たまには、ぎゅぅっと抱き締めてほしいのに

抱き締めてくれる腕がない

抱き締めてくれる笑顔がない

受け止めてくれる人がいない


もう、すがれるのは、ぷーちゃんだけなんだよ

心がカランカランと渇いた音をたててる

缶切りで開けたギザギザの缶詰の蓋みたいに

ぶきっちょな、無愛想な、ちょっと歪んで錆び付いて指先から血が滲むような


そんなこころのゆがみっぷり


腐らないようで腐ってる

それが、あたしのかんづめ