クレッセント消え入りそうなほど細く尖った月を鋭く尖った爪のように君の肌に這わせたい君の透き通るほど蒼白い肌にうっすらと滲む血僕はそれを見てぞくぞくするのだこの騒ぐ気持ちはなんだこの昂る気持ちはなんだ悲鳴に似た君の懇願に僕は君の肌に口づけようほんのりと湿る君の肌に