人生を嘆くより |  碧い月のひとりごと(八月乃暖穏の覚書)

 碧い月のひとりごと(八月乃暖穏の覚書)

あることがきっかけで、記憶が長くもたなくなったことに気づきました。
だから、忘れないために。
大事な記録と記憶。 忘れたくない思い出。
気が向くままに書いていきます。




なんて、私は不幸なんだろう…


なんでこんなに苦しいんだろう…


なんでこんなに悲しいんだろう…


なんでこんなに理不尽な目にあうんだろう…


そう思うことが多かった
この結婚してからの13年




だけど、今日言われたの


お母さん、あなたはラッキーじゃない?


こんなにたくさんの不幸、みんなが味わえるわけじゃない


こんなに苦しいことをみんなが乗り越えられるわけじゃない


こんなに悲しいことをみんなが体験できるわけじゃない


こんなに理不尽な思いをするつらさをみんなができるわけじゃない



お母さん、あなたはみんなよりたくさんの経験ができたんだよ?

乗り越える強さを身に付けられたんだよ?


人の苦しみも悲しみもつらさも、知っているからこそ人に優しくできる

あなたは守るべきものを、よくわかっている


あなたの苦難をうけた過去は、これからは人生の糧になる


あなたが幸せの種をまく人になる


みんなが味わえなかった苦難をあなたが味わえたのは、ラッキーだったんだと思うよ?


人の知らない体験を

あなたは他より多く体験できた


それは、あなたの人生の肥やしになるでしょう



だから、お母さん


嘆かなくていいのよ?
あなたはラッキーだったのよ


大丈夫

あなたは、みんなより多くの貴重な体験をしただけよ


これからも、そう思ってね?




それが私に贈られた
心の卒業のことばでした



先生、ありがとう


私は
先生に出会えて、
本当にラッキーでした



ありがとう、先生


これからも頑張ります