厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の年収や労働時間のデータをもとに算出した。
勤労者全体の平均時給は、直近のピークが０１年の２３２８円で、８年間で１００円下がったことになる。前年からの減少幅は０３年が４４円、０４年が２５円と大きかった。０６年から０８年にかけて計１０円上昇したが、０９年は世界的な不況で再び大幅悪化に転じた。
非正社員が「雇い止め」などで真っ先に雇用調整の対象になったのに対し、賃金抑制の圧力は、年功カーブの平準化や賞与カットなどで主に正社員に向かったとみられる。
同研究所の熊野英生・主席エコノミストは「賞与の回復が見込める今年は、大幅な時給減少には歯止めがかかるだろう。しかし、賃金体系が元に戻ることは期待しにくく、賃金デフレからの脱却は当面難しい」と指摘する。
職業・男女別では「大学教授・男性」の時給が最も高く、５９８５円。「医師・男性」が５７０８円、「パイロット・男性」が５６０８円、「公認会計士、税理士・男性」が４９６１円と続く。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
昨今の賃金水準が低くなった原因は不況で生産量が減り、残業時間が減ったためという理由だけではなかったのですね
2001年の平均時給がピークということは、この10年間少しの上がり下がりはあるものの、あまり景気はよくなかったのが顕著に出ていますね。
記事にあるように、賞与の回復は本当に見込めるのでしょうか
それにしても、大学教授ってお医者さんより時給高いんですね
社会保険労務士の時給はいくらなんでしょう
最後までお読みくださってありがとうございます。
ここをポチッとしていただけたら元気１００倍です！
↓
にほんブログ村