クリスマスの夜。

 

毎年続けているホームレスの方たちへの支援。

 

昨夜は旦那も参加してくれたので、

今までチナと2人では少し危ないかと避けてきた場所、

でも、以前からこの場所でできたら・・・

 

と思っていたところでのボランティアができました。

 

 

クリスマスディナーをサービスしていたのですが・・・。

 

想像を超えていた人数に、

 

「うっ!足りないかも!!もう少し持ってくるべきだった!!」

あせるあせる

 

と思っていましたら!!!

 

いきなり大きなトラックが横付けになりましてっ!!!

 

入れ墨バリバリ、いかにも強そうなハワイアンの男性3人が

トラックから降りてきました。

 

私たちを見て、

外見から想像もつかない笑顔で挨拶してくれたかと思うと

 

「食事も飲み物もたくさんあるから、もっと食べて下さい。」と。

ホームレスの人たちに呼びかけてくれました!!

 

 

想像を超えたタイミング!

想像を超えた展開!

感動でした!

 

 

私たちが女性たちに先にサーブしていたので、

 

ちょっと遠慮されていたホームレスのおじさんたちが、

嬉しそうにトラックに積まれたお食事を食べていて・・・。

 

何だか嬉しくて、うるっときてしまいました。

 

日本で会ったなら、間違いなく怖い人、

に間違えられそうなハワイアンのお兄さんたち。

 

本当にありがとう!

 

この世の中って色んな辛いことや悲しいこともあるけれど、

捨てたもんじゃないわ。

 

ありえないほど太いお兄さんの腕の、入れ墨を見ながら、

ここに来てくれて本当にありがとう、を心の中で繰り返しました。

 

だからボランティアって、

誰かのためにさせてもらってるような気がするけど、

 

やっぱり自分のためにしているんだよね。

こんな気持ち、味わえないもの。

 

私たち家族も、

素敵なクリスマスプレゼントを頂いて帰りました。

 

そして・・・

 

ハワイは本当に素敵な楽園だけれど、

その裏側には、深刻な問題もたくさんあります。

 

ホームレス問題もその一つ。

 

ドラッグの常習者で、危険なホームレスがいることも事実ですが、

 

中には、

シリアスな病気を患いながら、ホームレスを余儀なくされている方もいます。

 

実際、昨日もサーブした食べ物を自分でオープンすることができず、

私たちが手伝わなければ、

食べることさへできない女性もいました。

 

まずは、そんな現実があることを知ること。

そして

私たちができることがあれば、動くこと。

 

私も、

ただ食べ物をサーブすることが解決だとは、

全く思っていません。

 

来年は、もう少し

誰かのために

何かをさせてもらえる自分にもなりたいなと思っています。

 

ハビタットフレンズの一人として

行動ができたら嬉しいなと思っています。

 

一人一人の力なんて、

ありえないくらい小さいけれど、

 

やはり動いてみたいなと思っています。

 

 

ゆうべ出会ったホームレスの人たちが、

少しでも温かい気持になってくれますように。

 

入れ墨のお兄さんたちにもハッピーが訪れますように。

 

そして皆さんも、素敵な年末を。