オーディオ系のブログ、カフェのお客様を通じて多種多様なオーディオの楽しみ方があるのを気付かされることがあります。結局は回答は無いのですが、自分自身としての芯は持ちたいところです。


生音の再生は当然無理なのですが、自分自身がコンサート会場で耳にする音のニュアンスを再現したく、自宅セットはそれの実現の為のセットになります。


ホーンスピーカーと大口径のウーハーは外せないところです。


一方、カフェでは音楽に対峙せず長時間疲れずに聴き惚れて頂ける音を目指しています。必然的に、現代のオーディオ機器の選定になりました。


最近思うのは、今所持しているオーディオ機器とどうやって付き合っていくかです。メイン機器達は、小生と同様に加齢を重ねています。彼等も息絶えることも考えねばなりません。


一応、バックアップのアンプ達はサブセットで健在で稼働中です。


最新のオーディオ機器の音は素晴らしく、表現力も豊かです。涙を覚える再生音もあります。


ただ、一旦感動を覚えると、その後の物足りなさにも繋がります。バランスが大切だと思います。


結論としては、負荷がなく聴き続けることができるオーディオ機器の構成がベストだと思います。こういうセッティングの音で愉しむオーディオでの音楽の聴き方がベストではないでしょうか。但し、オーケストラだとそれぞれの楽器のニュアンスが再生されるのが最低条件です。


些細な事です。弓の擦れる感じだったり、ピアノのペダルを感じたり、とニュアンスを感じる箇所は沢山あります。


これをヴィンテージオーディオで再現出来るとホールの1列目で聴く音に近くなって感動倍増です。現代オーディオ機器だと軽くやってのける機器があるので、何とも言えないところもあります。