SME3009は、軽針圧用に分類されるトーンアームである。勿論、ヘビーウエイトも発売されており現時点でも入手可能である。但し、常時あるとは限らない様である。SPUの余りがあるので、ヘビーウエイトを購入して取り付けようかなとも考えましたが、わざわざ重たいSPUを使う必要もないなあ、という事でヘビーウエイトの購入は見送る事にしました。

 

LP12購入時にSHUREのMMカートリッジを頂きましたが、振動に弱くけっこう針飛びするのが気になっていました。ヘッドシェルはオルトフォンのSH-4です。これまでは、このヘッドシェルを使っての針飛びなど無かったので、あまり気にもしていませんでした。ところが、ショートアームで軽針圧となると、少し調子悪い感じです。

 

SMEのヘッドシェルに交換したところ、ウエイトの位置がより支点に近付きました。これが功を奏したのか、針飛びを気にしなくても良い感じになりました。

 

とりあえず付けることが出来るのと、最適な位置で付ける事が出来ることの差を思い知った感じです。

 

ウエイトを最適解に近い位置にセットするためには、ヘッドシェルを選ばなくてはなりません。材質もあると思いますが、先ずはその重さを勘案しつつ、取りけるヘッドシェルを選んでいきたいと思います。ただ、ロングアームだとそこまでシビアではない感じがしますので、今回の気付きはショートアーム上でという事になると思います。