日本のクラフトビール業界のGran Dad(先駆者)
「MINOH BEER WAREHOUSE」
箕面市は大阪の北部(北摂エリア)にあります。ここを生誕の地として御父上の代からずっと工場を守ってこられている醸造所があります。関西在住の方であれば「箕面ビールあります」という木の看板につられて、何度、この醸造所のビールにはお世話になっているかわかりません。
(写真:もみじで有名な箕面の滝までいく道中にある瀧安寺)
(写真:名物のもみじの天ぷら ゴマ風味がほんのり甘いかりんとうのようなお味)
箕面といえば、景勝地「箕面大滝」があり、醸造所のロゴになっている「箕面の野生のおさる」は有名。また「箕面スパガーデン(温泉施設)」は、大滝までの散歩道の入口にあり、関西人なら何度となく、このCMは耳にしている有名な観光地であり、避暑地です。
散歩道のおみやげ物屋さんや酒屋さんには「箕面ビール」の看板を掲げたお店がたくさんあります。現社長のお父様の代から「地ビール」と名の付く時代を、しっかりと地域と一緒に歩いてこられたことをしみじみと感じられます。
箕面の観光名所がある「阪急箕面駅」から一駅手前の「牧落駅」に箕面ビールさんのWARE HOUSEがあります。牧落駅から歩いて10分弱。途中、住宅街を通るのでGoogle Mapを使うとちょっと不安にもなりますが、正確に案内してくれます。
(写真:リサイクルの木を基調にした店内。観光客の外国人の方、日本のBeerLoverが来訪)
2Fもあり、近所の散歩の方がふらっと立ち寄られたり、観光できた関東方面や海外からのお客さんでにぎわっています。タップルームに右手にはグッズ売り場もあり、Tシャツやグラスも入手できます。
私は箕面の滝の散策帰りを兼ねてやっと来られたので、のどを潤すため「猿山シカオ」を注文。お隣の能勢町の米を使って醸造される「秋鹿酒造」さんとのコラボビールで、米麹吟醸ビールです。キレっとしたドライな味わいです。(訪問は春先でした)
(写真:手作りウィンナーと。ゆずのかおりのウィンナーにビールがすすみます)
(写真:箕面ビールさんのタップルーム外観。住宅地に忽然と!素敵な建物)
最近少しだけ値上げに踏み切られたようですが、長らく取扱店のために大きな価格変更もなく、運営してこられたと飲食関係者から耳にしました。全国から関係者が「詣」にこられるぐらい、すばらしい「経営哲学」のある醸造所さんです。
また世界のコンクールでも数々受賞され、2023年の5月に開催されたデンマーク Mikkellerが主催される「CBC=コペンハーゲンビアセレブレーション」にも初出店されていました。もはや世界の「MINOH BEER」さんですね。
また最近、新しいところで、箕面大滝へいく最寄り駅である「箕面駅」に隣接して、「ディレイラブリューワークス、」さんのタップルームもあり、古くからの観光地だった「箕面」も万博に向けて増加しているインバウンドの外国人が訪問されるスポットになりそうですね。
(写真;阪急箕面駅前の大阪市内のディレイラビアワークスさんのタップルーム)
引っ越ししてからやっとこ伺え、やっとこ探訪録を更新いたしました。みなさんどうぞよいBeer Seasonを!
MINOH BEER WARE HOUSE(阪急 牧落駅 徒歩10分)
(Instagram)
みのおビール Warehouse(@minohbeerwarehouse)
※大阪市内に肥後橋駅(地下鉄四つ橋線)と天満駅(JR環状線天満駅)に直営店
「BEER BELLY」も運営されてます。