こんにちは。
今日も見ていただいてありがとうございます。
なりたい自分になっていく
賢く強くしなやかに輝く女性のためのライフコーチ秋山のりこです。
子どもって本当に親のことを、
親の言うことを
親のすることを
何の疑いもなく信じています。
私は息子を幼いころから「可愛い」「可愛い」と言って育ててきたのですが、
幼稚園に入るころには「かっこいい」という言葉は「可愛い」に劣ると思ったのか
「カッコいい」といわれると「ちがう!かわいい!」と訂正を入れるようになっていました(笑)
年中さんの今は、カッコいいも可愛いも素敵な言葉だと認識したらしく、訂正を入れることはなくなりましたが^^
先日、元学校の先生に話を聞く機会がありました。
彼女のクラスの中にひときわ、ぼんやりとした子がいたそうです。
お勉強も運動も目立つことなくいつもぼーっとしていて、クラスからちょっと浮きがちな子。
その子の親が、担任だった先生に向かって言った言葉が衝撃的でした。
「あの子は、ダメなので無視してください。」
その子は家でもそう言われて育ってる。
そういう扱いを受けている。
担任の彼女はそう思ったそうです。
子どもは、親の言うことを信じます。
親が「お前はダメだ」と言って育てれば、それを事実として受け入れて育ちます。
誰よりも、信頼している親の言うことなのですから、疑うこともありません。
親がダメというのだから、そうなのだろう。
むしろ駄目じゃない自分ではいけない。
とさえ思いながら育つので、ますますそうなっていきます。
何に対しても興味も持たず、意欲も失っていく。
なぜならそういう自分を親が望んでいるのだから…
親が思うような自分でいなければ!
子どもはそう思いながら育ちます。
子どもは誰よりも、自分よりも、
親を信じ、信頼し、その期待に応えようと頑張るのです。
何度も何度も言われた言葉はその子の中に住みつきます。
その子を形作っていきます。
それを知ったうえで、子どもにかける言葉がそのままでいいのか
考えてもらえるといいなと思います。