EYE受験生の皆さま、こんにちは。

本日を含めて警視庁警察官まであと13日、東京都、特別区、警視庁警察行政職員、東京消防事務の試験まであと21日!

本命にしている皆さん、緊張の時間を過ごしていることでしょう。

 

よくぞ今まで続けてくれて、ありがとうございます。

 

ここまで受講生と講師という立場でしたが、この時期になると今の皆さんのことを尊敬する立場に変わります。

だって、こちらはただアドバイスするだけですが、皆さんはその大変なことに取り組んでいるわけだから。

 

既に精神的にも体力的にも随分と疲れがでていますよね。

でも、もうしばらくの努力です。

 

これからは、まずは体調最優先!

栄養のある食事をして、しっかり睡眠をとりしましょう。

寝れない!という相談が多いですが、寝れなくても、横になって目をとじるだけで休養になります。

適度な運動をしましょう。

お風呂にゆっくりつかって、リラックスしてみましょう。

うがい、マスク、手洗いなど感染しないように、できることを徹底してください。

 

勉強は新たなことをやるのではなく、これまでと同じです。

過去問を繰り返しながら、特に2つ、3つまではしぼれるのに、自信を持って正解の肢にマークできない、という問題を中心に、もう一度正確にインプットしていきましょう。

今まで使用していた問題集に過去問で解けなかった問題の類似問題があるはずです。

その問題が理解できていない可能性が高いです。

その問題ももう一度正確に丁寧に理解するようにしましょう。

なお、過去問には2割ぐらい難問が含まれています。

そのような問題は本試験では解かずにヤマカンにした方がよいので、とても難しい!と思った問題まで復習する必要はないです。

論文は、まずは完成した合格答案を何度も繰り返しながら覚えてください。

数回ぐらいは実際に書いてみて、時間内に丁寧な字で書けるかを確認してください。

作成した答案は応用できます。

東京都や特別区の過去の出題テーマを確認し、このテーマには、作成した答案の中のこの部分が使えるなどと考えてみましょう。万一用意した答案から出題されなくても、応用で書ける能力が身についています。

 

□本試験前日は・・・

夕方までは、できる限り集中し、学習しましょう。

やってもやってもやるべきこと、覚えても覚えても覚えることがでてきます。

完璧を目指す試験ではありません。

あと数時間粘ったからといって、飛躍的に得点力が上がることは考えられません。

なので前日の夕方までやれる範囲内で取り組んでいきましょう。

夕方以降は、持ち物チェック(特に受験票)、会場までのルートや所要時間を詳細に調べる、昼食の準備(会場近くのコンビニは混んでいたり、売り切れていたりします)をしましょう。

そして、その後はリラックスしてください。

 

□本試験当日は

会場には、試験開始の30分前には到着すること。早めに着くだけで、冷静に試験開始をむかえることができます。

 

1問目に注意しましょう。全体の1問目や数的処理の1問目は、難問の可能性があります。冷静さを欠けさせるために、そのようにしている場合がありますので、気をつけてください。

 

自分の実力、またはその応用で解けるものを、確実に得点してください。自分の実力にない問題がでた場合は、気にしないこと。この問題を悔やむ方がいますが、実力にない問題ですから、解けないのが当然です。仕方ないことです。それよりも解ける問題を勘違いしたり、焦っていて解けない方が、悔いが残ります。

 

教養試験は、自分にあった解く順番と時間配分によって2、3点は変わってきます。

 

一般的には120分の試験だとしたら、知識系30分、文章理解30分、数的処理60分です。

模試を受験してみて、最初に数的処理にした方が、脳がどんどん活性化してよいという方もいるので、必ずしもこの順番が正しいわけではないので、模試の経験などから自身にあう順番を考え決めておくようにしましょう。

文章理解は時間をかければ確実に解けるという方は、知識系を20分、文章理解を40分とかにしている方もいます。

東京都や特別区は、資料解釈の出題数が多く、この科目は得点しやすい科目なので、知識系、文章理解、資料解釈、その他の数的処理というように大きく4つにわけて、順番と配分を決める方もいます。

 

時間配分を決めたら延長はしないということも大事です。

例えば、知識系30分経ってあと3問残っていたとします。

それを解いてしまうと、予定よりも5分10分とオーバーします。

そうすると焦りながら文章理解に移るので、文章理解も予定をかなりオーバーし、数的処理は30分しか残っていない!という状況になっていたりします。

知識系30分で3問残っていたら3問はヤマカンにして、文章理解に移る方が冷静さをキープできるので、より良い点数をとれる可能性は高いです。

 

また、飛ばす勇気も大事です。

本試験の問題の2割は、難問か解けても10分以上かかる問題が含まれています。

これらの問題を解こうとするとペースが乱れ動揺し、解ける問題も解けなくなってしまいます。

 

昼休みは気分転換をしましょう。もし、教養の出来がよくないと思っても、専門や論文で挽回できます。なので、気分転換をして最後まであきらめず挑むようにしてください。

現に特別区は40問マークのうち20問ぐらいしか正解できずという方が結構います。でも気持ちを切り替えて、専門で高得点をとってカバーできている合格者が多いです。

東京都も昨年教養40問中20問も正解できず・・・最終合格している方がいます!

 

論文は、構成をしっかり考えることが大事です。

最初の10分ぐらいを使って、構成をしっかり考えましょう。

もし、予想外のテーマがでても、今まで準備してきた論点の応用で書けます。

どの論点が応用できるのかを考えるようにしましょう。

 

最後まであきらめないこと!

試験時間内ぎりぎりまで集中してください。

 

□本試験が終わったら・・・

自己採点をしましょう。

合格者とそうでない方の違いの一つです。

東京都4/24(水)~、特別区は4/26(金)~、警視庁警察行政職員は4/21よりおおむね3日後、各受験先の採用サイトにアップされます。

合格者は、できがよくないと思っても、自己採点をしています。自己採点をすることで、自分の実力や改善すべきことがわかってきます。わかったなら、次の試験へ活かすことができます。

 

モチベーションに気をつけてください。1つの試験が終わると、何故か勉強したくないという現象になります。

次の試験に向けて努力すべきですが、全員といってよいほど、モチベーションがダウンします。

そういう時は、必ず「個別相談」に来てください。

 

では、皆さんのご健闘を心よりお祈りしています。

2024年公務員試験 祈!合格 必!!合格