最近関心のあることは、多くの試験で聞かれます。面接カードにも記入欄を設けていることが多いです。

 

 「本当に関心のあること」と「やりたい分野で関心のあること」、どちらで回答すればよいですか。

やりたい分野で答えた方が、志望動機が強調できていいですよね、という質問がよくあります。

 

「本当に関心のあること」で答えることをおすすめします。

やりたい分野の関心事が世の中であまり話題になっていないことであれば、「もしかして面接対策で答えているのでは?」というように判断されてしまう可能性があります。

そう思われてしまうと、「自己PRや志望動機なども本音ではなく作っているのでは・・・」などと思われ、突っ込んだ質問をいくつもされてしまうかもしれません。


また、関心のあることを聞いてくる主旨は

・公務員の仕事の一つは社会問題をなおすことなので、社会問題に関心が持てる人かどうか

そして

・「普通」の人かどうかを判断されています。

 

公務員のお客様は、その地域全員になります。

そうすると、多くの住民と同じ関心ごとを持てる人の方が住民と考えが共有できるので、対応力があります。

多くの住民と違う関心ごとばかりを持っている人は、変わっているので、良好な対応をできない可能性があります。

 

なので、普通のことを発言した方が、合格点を得られます。

 

今なら確実に「コロナ」ですよね。

国民全体で収束に向けて、様々なことを我慢し、感染しない・させない努力を続けているのに、また、医療問題、雇用問題・・・様々な問題がでてきて解決が必要な時に、もしコロナについて答えなかったとしたら、とても不思議な人です。

 

コロナだと誰もが答えるので、あえて違うことで答えようという方がいますが、しない方がいいです。

 

そして、何で差をつけるかというと、関心を持った理由、関心を持つことで考えたこと、関心を持つことで学んだことです。

関心ごとは同じであっても、これらは他の受験生と違うことがいえると思います。

 

なお、関心のあることを大きく4つ考えておきましょう。

1.  社会の出来事で関心のあること

2.  受験先で関心のあること

3.  やりたい分野で関心のあること

4.  家族、友人、自分のことで関心のあること

 

一般的に関心のあることと聞かれたら「社会の出来事で本当に関心のあること」を答えます。

2~4はそのような質問があったら、答えるようにしましょう。

 

また、「他に関心があることは何ですか」「関心のあることを3つ答えてください」などと質問される可能性もあります。

なので、それぞれに対して3つは用意しておきましょう。

関心のあることだけでなく、自己PR、志望動機・・・よく聞かれそうな質問については3つ用意をしておきましょう。

 

以上、参考にしてください。

応援しています。