では、プレゼンテーションを始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

まず私の強みについてお話させていただきます。

私は、何事にも粘り強く努力を継続し、最後まで決して諦めない人間です。

例えば、サークル活動のサッカーでは、主体学年である二年次に「試合で優勝し、4年生を最高の形で送り出したい」と考えました。しかし、我々のサークルは、初心者も多く在籍していたため、万年最下位の弱小チームでした。そこで私は3つの取り組みを行いました。まず、モチベーションの低い人とコミュニケーションをとり、その人に合った練習メニューを取り入れ、サッカーを楽しんでもらえるようにしました。次に、練習前にその日の目標を立て、皆に明確に伝えるよう徹底しました。最後に、自身の技術を磨き上げるため、男子と一緒に練習を行いました。この結果、年に二回ある試合では、一回目は全敗の最下位でしたが、二回目の試合では、優勝を果たすことができました。チームメイトからは「・・・が運営してくれてよかった」「サッカーが好きになった」と言ってもらえ、やりがいを感じることができました。私はこの経験から、改めて努力することの大切さを学び、目標に向けて最後まであきらめずに取り組む人間へと成長致しました。

 

感想&改善アドバイス

とてもよくできてます。

3つの取組みといった後に、3つのことを具体的に述べているので、とてもわかりやすく伝わります。

周囲の声が入ることで、強みが本当であることを立証できています。

最後のところに「この強みはアルバイトの・・・やゼミの・・・などでも発揮しました」などと他の具体例のテーマが入るとさらによくなります。他で発揮したテーマを入れておくと、面接官はこの部分を具体的に知りたいので質問してくる可能性が高いです。

結果、何度もPRができます。

 

私はこの強みを生かして、特別区のまちづくり事業に携わりたいです。

私は地方出身なのですが、上京して一番驚いたことは、駅を中心としたまちのコンパクトさです。駅の周辺に商業施設や住宅が集約しており、歩いて行ける範囲内で生活に必要なものがすべて手に入る大変便利な環境にあります。一方で、利便を追及するだけでなく、住宅街の中にも緑豊かな公園や文化的資源があり、心のゆとりにも配慮されているまちだな、と感じました。このような、ただ利便を追及するだけではなく、多様な側面から「より住みやすい」を追求している特別区のまちづくりに携わりたいと考えております。

 

感想

住んでみて、自身の肌で感じたことから考えているので、よくできています。

公園や文化資源の具体例を各3つ以上発言できるようにしておきましょう。

 

最後に志望動機について説明させていただきます。

私が特別区を志望した理由は2つあります。

一点目といたしましては、非常に思い入れのある町であるからです。大学生活を特別区で過ごし、とても愛着のある町となりました。23区ごとに特色があり、どの駅で降りても違う空気を味わえる特別区に魅了され、あらゆる街に足を運びました。

二点目といたしましては、基礎自治体でありながらも900万人の人口を有する特別区で、区民の身近な存在として様々なニーズに応えられる点に魅力を感じ、やりがいを持って働くことができると思ったからです。アルバイトで接客業に携わっていたこともあり、人と接することが好きな私に適していると感じ、志望いたしました。

 

プレゼンテーションは以上です。ご清聴ありがとうございました。

 

感想&改善アドバイス

現段階ではよくできていますが、特別区を目指そうと思った時の志望動機になっているので、この部分はまだまだ強くできます。

志望動機は、最初に目指そうと思った時の動機だけでなく、勉強と並行しながら特別区の研究をしていく過程で目指そうという思いは強くなっていきますよね。そして、今一次合格してからさらに志望は強くなっていませんか。

そうすると強くなった時の動機を書いた方がいいです。

そのために説明会に参加しての魅力、これから本番までにやりたい仕事に関連のある場所を訪問しての新たな魅力を見つけていきましょう。