自分を大事にしてね

 

自分の事を否定しないようにと自分にも相談者さんにも、お話し会でも伝えています

 

 


しかーーーし

 

 



ふと忘れることがあるのです

そんなお話をしていきます

 

 

 

大体のくくりでは「私はこれでいい」と思っていますよラブ

 


なのですが



針の穴のような出来事

すっと通り過ぎるような出来事

まぁ、仕方ないくらいのレベルの時に

チクチクと自分をいじめることがありました


これが

もって生まれた性質、外的要因なども影響してきます

 

 

 


こんな話です

 

 

 

娘は8時前に出勤するのですが

テーブルに朝食を置いても食べたり食べなかったりします

夜は遅いので、食べたり食べなかったりします

お弁当はいらないといいます

ここで少し自己否定が入ってる私です

美味しくないのか?

まぁ、いっか~

 

 

つまめるようにと小さなサンドイッチと

かっぱ巻きを作っておきました

 

「もう行くからいらない」と言ってきました

 

 

せっかく作ったのにという心の声がありますショボーン

せっかく作ってあげているのに…プンプンの方が正しいですね



もう大変なんだから、だから食べなさい、ありがとうは!ムキーという声でしょうか

 

 

 

「かっぱ巻き一口食べて、体は食べ物でできているから」と強制的にいいました

正しい正しくないと、コントロールが働きます


食べようとした娘が


 

「もう、海苔にレタスがついてる、いらない」と出ていったのです

 



レタスのサラダを作った時の1ミリくらいの残骸がついていたのです

 

 

その時

 

私は小さな自分いじめの癖があらわれましたびっくり

 

 

注意深く作ったのに…

{料理を食べてもらえないのは私にとって重大に自分の価値を下げる事なのです}

娘は食べ物に神経質なんですよ

それがわかっているのにできなかった私

 

 



その時に

ふと母を思い出しました

 

 


料理上手な母は、料理だけが自分の価値を上げることなのです

これは母の生きる役割であり仕事なのです(大げさではないのですよ)

 


天才的な味付けをします

毎日のように人を招いて振舞って褒めてもらっていました

 


だから

まずいとか批判されることは母にとってはあってはいけないことです

味覚は持って生まれたものです

味付けには努力していました

そこを否定されたら自分の価値がさがりますからね

「私はそれしか取り柄がない」と言っていました

 

 

味がイマイチだなぁと不安な時は

こんな事を言うんですよ



「今日は風邪気味で口の中が変だから美味しくない」と言い訳をします

 


私が「お母さん、美味しいよ、調味料は何をいれたの?」と聞くと喜んでくれました

母を悲しませるのは嫌なので、フォローするのが私の役目でした

 

 

 

 

母はきれい好きです

私も娘と同じで食べ物に神経質です

 

 

他人の作ったおにぎりが食べられないのです

おはぎもダメなのです

 


ですから

母は「奇麗に手を洗ったからね」と

おいなりさんやおはぎをテーブルに並べます

 

 

そんな気を使っている母でしたが、なんでだろうか


姉に差しだした食べ物に髪の毛が入っていたことがありました

 

 

「お母さん、髪の毛が入っていた!」と言ったのです

私ならば、何も言いませんが、姉はズバズバいいます

 

母は責められた感じがしたのでしょうね

 

 

 

それから手ぬぐい(笑)を頭に覆うようになりました

 

それでも年に数回

姉の中だけに髪の毛が入るのです

そのたびに

「どうして○○の中に入るんだろう」と嘆きます

 

「髪の毛だって入る時もあるよ、自分の髪の毛かもしれないよ」と母を慰めました

母を責めた姉に怒ります

 

 

そのたびに母は悲しそうな顔をしたことを思い出しました

母は自分を責めていたのでした

 

 

そのことを思い出しました

 

 

誰しも小さな失敗、注意されたことを責められたという意味付けをする癖があります




我が家にもあります

母の遺伝子の中にあり、子供たちに受け継がれています

母の生い立ちもあるのでしょう

 

 

私達はこんなことを日常やっているかもしれません

 

 「注意していたのにまたやっってしまった、バカ、バカ」

 

「また口を滑らしてしまった、バカ、バカ」

 

「また人を怒らせてしまった、バカ、バカ」

 

いかがですか?

 

 

私達は嫌われたくないのです

批判されたくないのです

 

 

誰にでしょうか?

 

 

それは

 

自分が自分を嫌いたくないのです

自分を嫌いになることは不快ですからね

ものすごいストレスです

 

 

自分を大好きでいるために、一生懸命に他者に尽くして認めてもらおうとしているのです

 

 

私達の本質は

自分の事が大好きなんです

 

 

『このままでも大好きだよ』と言ってあげると

落ち着いてきます

 

 

私もこんなシチュエーションが起きた後は

『大丈夫、私は自分を嫌わないよ』と言ってあげています


何度も言わないとダメですからね

泣いている自分をなだめるのは自分ですよ

 

 

満たしていくとどんなふうになっていくか、なぜ満たさないといけないかは次回にお話をしていきますねラブラブラブラブラブラブ