娘のAがまたふさぎ込んでいました
大きなため息をついて私まで落ち込みそうです
呑まれそうです
性質的にため込みやすいのです
五行の大きな土と火に囲まれて
感情をうまく流せない性質です
この星をもって人生を生きていくことを決心して産まれてきたことだから仕方ありませんよね
母親が意見を言ってもプイとするだけです
様子をみていました
近い関係でいればいるほど
痛みを感じます
どうにかしてあげたい
変わってあげたいと思ってしまいます
そうすると
こうしたらいいのに
ああしたらいいのにと言わないけど
コントロールしたくなりませんか？
私は20代の頃に大きな悩みをかかえていたことがありましたが
私の母親は
困ったねーーとつぶやくだけでした
わりとあっさりでした
一昨年も娘の職場での落ち込みがあったことを思いだしました
私たち人間はどうしても妄想に縛られてしまいます
妄想が未来を創ってしまいます
このネガティブな妄想こそが迷い道となり、自分がわからなくなります
断ち切るために
「おだまり」というと
一瞬“無”という沈黙があらわれます
また妄想おしゃべりが始まると
「おだまり」です
これは効果的ですが
身近にいる娘の時は忘れてました
妄想を断ち切るために
娘を海へ誘って気分を変えさせようとしました
断られてもいいという覚悟だったのですが
あっさり
「いいよ」と言ってくれました
午後1時に起きてきた娘です
出発は2時です
七ヶ浜の海へドライブに行きました
助手席で何とか気分転換になればとお喋りするのは私だけです
娘は無言
返事もしません
お天気はよくて気持ちがいいです
こんなところに行きましたよ
これ私が注文しました
クロワッサン生地がカリカリです
娘のケーキです
30分ほどで外に出ました
海が大好きです
カフェから遠くに見える大型船？をみながらかっこいいーなぁとつぶやきました
娘は
「少し散歩する？」などと恋人のように言ってくれました
太平洋の海と日本海の海の景色が違います
匂いが違います
名残惜しかったのですが
海だけ見ても仕方ないので
帰りに利府のイオンで洋服みてこようかと誘ったら
「いいよ」
運転がうまくて
夫に似て頭に地図が入っていて迷わずすいすいと運転していきます
家の中だと素直に聞いてくれない娘が
少しだけ気分転換になったのか
私の話を聞いてくれているようです
立派にやっているよ
何も悪くない
嫌なことは頑張らなくていいよ
昔の私の失敗談を話しながら
私の26歳の時よりも大人だし、愚痴もいわずに頑張っていること
やり直しは何度もやればいい
そんな話をしました
このままでいい
を何度も伝えました
イオンに入って歩いていると
前から走ってくる女性がいました
きゃーーと言いながら女性は娘に抱きついてきました
娘はハグをするタイプではありません
私はそっとそばを離れました
なんだかうれしくなりました
すぐに私のそばにやってきました
私は誰？とも聞かず
娘も説明をしなかった
帰りの車の中で
アイスを食べながら
「前に職場で一緒で2つ年下の子だよ
すごく気を使ってくれる子で、似てるんだよね」
「そうなんだ、会えてよかったね」
友だちと会えたことで少し優しさをもらったようでした
この海へ誘うきっかけは
natanさんのろじろじラジオでした
更新されていたので聴いていました
そして
我に返ったのです
娘がきっかけで不安になっていたのは”わたし"だからです
娘を観察している私がいるわけですよね
肉親ほどリアルに人生ドラマに入り込んでしまうものです
娘の不安は私の不安です
私に不安がなければ反応はないはずですからね
私の内面だけ観察すればよいのだということに気づき
心を緩ませるために海へ誘ったのでした
ベッドから起きるまで
娘に聞こえるようにろじろじラジオを流していた
（言っときながらコントロールしようとしている母でした）
私たちはなぜ生まれてきたのか
何が目的なのか
インナーチャイルドと出会って向き合って自我意識を成長をさせるためです
インナーチャイルドに寄り添い共に成長していくのです
「真の自我性」を獲得することで宇宙に愛と自由をもたらしていきます
まだ低次の自我ではあるけれど
この目的を忘れなければ
現実に引っ張られる自分をそこからは離れさせてくれるものです
ここは大事な箇所です
一緒に学んでいけたら嬉しいです
