金縛りはおどろおどろしいものではありません
睡眠障害で
レム睡眠の時に起きるんだって！
レム睡眠とは
脳は覚醒状態だけど
体は寝ている状態
脳から体を動かさない指令がかかっているのです
たまたま目が覚めたのに
体は起きていない時に金縛りと感じている
夢なのか現実なのかそのはざまにいるようなのです
疲れたときになるっていう説はありますが
それは言えるかもしれません
見えない世界の壁の通り道の瞬間があるのだと思っていたが違うようだ
それも明るい天国のような体験ではありません
金縛り！文字からしても怖い
確かに
医学的な解明では
脳が覚醒して体が寝ている状態ってわけですが
寝ようとした瞬間
あーー金縛りにあうわが分かる
金縛りの音がしてきたのも分かる
どうしよう
ここからレム睡眠にはいっていることなのか
私にはわからない
いつも深いところで感じている恐れが夢の中で現れているのかしら
新しい家にワクワクしながら引っ越しをして
中学生、受験と部活の日々
その日の夜から
毎日起きていた金縛り
言葉も知らない
体が動かない
螺旋階段じゃないのに
階段を手を交差して上ってくる人の影が
階段のそばにある私の部屋から見えてくる
怖っ
来た((((；ﾟДﾟ)))))))
来たーー
ばーん！！とドアが開く
私をじっとみている
布団の上に乗ってくる
おなかが腸捻転のようによじれてくる
いたたたたーーーーーー
いつの間にか寝ている
これレム睡眠なのでしょうか
夜更けまで勉強した朝方に金縛りにはあっていた
レム睡眠か
大人になり
ある日
金縛りにあった
足元は兵隊さんのような足である
布を巻いている靴のような
膝から下しか見えない
じっと見ている
怖いよ
怖いよ
レム睡眠なのでしょうか
またある日
金平糖のような格好のとげとげした
美味しそうなものが
私の目の前に現れた
じっと見ている
私もじっと見ている
体は動かない
みるみる
おかっぱの女の子に変わった
爪が長くて
私に触ってきた
火曜日
火事がある
そう聞こえた
そのまま寝てしまった
それを母に伝えたら
呆れた顔をした
しばらく火曜日
忘れていた
誘われたら夜出かけていたが
ある日家にいたかった
それは夜８時過ぎたころ
ピンぽーーーん
玄関の引き戸を（ドアではない）開けたら
知らない女の人が
お隣が火事ですよ！！と言ってきた
外に出たら
隣の家から火柱がたっていた
今にも我が家が
父はお酒を飲んでいた
私たちは慌てていた
だれが消防署に電話したかはわからない
いつのまにか
知らない男の人が我が家にどやどやはいってきた
父が飲んでいるテーブルはいつの間にか外に出された
私の部屋までたくさんの人がやってきた
前夜火災訓練をしていた
裏の工場の人たちだった
その日は火曜日だった
これはどうなのでしょうか
我が家は無事でした
今でもたまに金縛りはあるが
説教をすることがある
でもレム睡眠状態なのよね
昨日
姪が息子の肺炎で入院した病室で金縛りにあった
確かに９日間の病院生活は疲れる
しかし
１歳の男の子が
指差して泣く
ライン越しに
病院服を着た女の人が脳裏に浮かんだ
後ろにいる姪のような女の人だ
いつもの姪の顔じゃない
こんな金縛りから
私の金縛りの歴史を思い出した
金縛りはレム睡眠だった
らしいです
でもさ
睡眠障害だけじゃないと疑っているのです
我が家の土地は大昔
竜神さまが祀られていた土地だったとお寺さまに知らされた
竜神さまはたまにおかっぱの女の子に化けるそうだ
あ
千と千尋の
ハクみたいだった
あれとこれを結びつけて考えてしまう私です
でもさ
これが人生に深みを与えてくれるのですよ
ファンタスティック