姉の固定概念は粘着性があり
なかなか外れません
固定観念が良くも悪くも現実化していきます
抵抗がでるたびに
固定観念がチェックできるチャンスなんですよ
コールタールみたいです
コールタールなんて言葉知らない若い人たちいるでしょうね
昔はトタン屋根を塗り直す時に使っていたように思いますが
ドロドロヌメヌメしていましたよ
姉は生まれつき股関節脱臼でギブスをはめていました
その上に
そのころまだアトピーなんて言葉がなかったのですが
全身おできだらけでした
かゆい かゆいとぼりぼり掻いていました
夏は蚊帳のなかで
母が姉の背中をまくり
団扇であおぎながら
もう一方の手で背中を掻いていました
夏場でも半そではきていなかったようでした
温泉に連れて行ったり
母が毎日真っ黒いせんじ薬を煮出して姉に飲ませていました
頭も痒くてフケがぽろぽろと落ちてきました
そして
髪の毛を抜く癖があって
なんでこんな位置にあるの？と
洗面所の鏡にいつも髪の毛がくっついていました
母にいつも怒られていました
そうすると
イライラするのか
また掻いてきます
この子は結婚できないとポロリと言っていました
姉はいつも俯いていました
顔をあげられないのです
顔中おできだらけでした
腫れていました
唯一姉の自慢は
歌がうまかったことです
民謡もうまかったです
勉強せずに
髪の毛を引っこ抜いては鏡にくっつけ
大学ノートにフケを落としながら
都はるみの歌を上手に歌っていました
そして勉強せずに
机は髪の毛とフケで
朝になると
母に怒られていました
こんな生活ですから
自分に自信がない
自分を好きじゃない
自分は好かれない
大切にされない
人がうらやましい
どうせ私はダメな人間だ
自分に近づいてきてくれた人は大切にしたい
だから嫌なことが起きても我慢しよう
…
…
などと考えてしまったのです
泣けますわなーーー
これをどうやって外していったらよいのか
昨年からカウンセリングをしていました
だいぶ頭と心が柔らかくなってきたのですよ
資質としては
癸水の水の性質をもっているので素直です
妹に注意されても
素直に聞いてくれます
1歳か5歳
6歳から10歳
…
これらの思いでの中を旅をしてもらい
嫌だったこと、楽しかったこと、言えなかったことを聞き出しました
このカウンセリングで実は
私自身も過去を振り返ることができました
懐かしい風景、懐かしい昭和の話
とても濃い時間だったと感じます
姉は人を恨むということはないと言ってました
人のせいにはしていないけど
それを自分に攻撃して掻きむしっていたのかもしれないと
言ってきました
この本音はまだ裏がありそうだけどね
今はそう思っているからそれでよしにしましょう
自分で自分を痛めつけていたのだとわかってから
風呂に入るたびに
ごめんねと謝ったそうです
実は
姉は21歳で結婚して
26歳で離婚したのです
その時の話をしてきました
地獄の5年間だったと言っていました
離婚が決まる1年はアトピーに加え、謎の小さなイボが全身に出現して
ピンセットでつまんで血をだしていたという
ホラーのような話をしてきました
それだけ我慢したんだと訴えてきました
それから
姉の迷惑な人生が始まるのですが
割愛しますね
ねぎらいの生活を始めてもらい
初めは鈍感で感情をだすようなことはしませんでしたが
徐々に自分の気持ちを夫に話すことができました
夫は15歳上の再婚です
この夫が姉を召使の様に扱うのです
ひどい男
まぁ姉の固定観念が大事にされない自分になっているから現実がそうなりますね
その書き換えを真剣にすることになりました
感情をだす練習をしてきましたので
今回は定着させていきたいとレッスンしました
新しい観念の書きかえは
神様とのおしゃべりの
さとうみつろうさんの
ワークを何回も参加させてもらいました
簡単に言うと
逆をやるというやり方です
怒ってはいけない→怒ってみる
あるいは怒っても怒られてもどちらでもよい
こだわらない
と同時に自分を満たしていきます
ということで
ありがとう とうとう大切にされる時が私にきました
多くのお金を稼いだ私だから特別のパワーがある
自分のためにお金を使ってもよい！
私は人を楽しませることが大好きで人が当然集まってくる
いつも私の周りは賑やかだ
こんな感じに落ち着いてきました
これを毎日いつでもどこでも
口ずさんでいくこととなったのです
実は
住んでいる家のほかに
一軒家があり、それが売れたらまとまったお金が入るのですが
なかなか売れずにイライラしていました
夫の年金も少なくなり
お金がない
お金がないとため息ついていたのです
今月中に家が売れるためにも
この方法をやってもらいます
さぁどうなることか
観察している私は
ほっとして幸せになっている姉をイメージしていますよ
もう姉がハッピーになっていい時期です
