何げなくつけたテレビに
中日新聞のワケあり記者が映っていた
ほんの
三分くらいしか見れなくて残念です
政治記者として活躍した方です
ある日鬱病になり、パーキンソン病になり、両親の介護になった
母親は彼の名前を忘れていた
何千回、何万回と母親に名前を呼ばれて育ったのに
その時は軽んじていた自分がいた
母親が自分を忘れても、自分は母親を忘れない
政治部から生活部に部署替えして仕事をしている
言葉が出ない、聞き取れない、パソコンのキーボードが押しづらい
不自由なことから幸せを感じるドキュメントです
彼の目線で
ワケあり人生で活躍している人を取材しているのだ
きっと生きることはワケありなんだろうなと感じた
我が家の母親も隣の部屋で寝ていた
そろそろお茶が飲みたい頃だろうと
ベッドに寝ている母親に熱いほうじ茶を持っていった
母親は私に手を合わせた
申し訳ありませんね!と他人行儀の言葉だが、深々頭を下げて来た
母親に気を使わせている自分を反省した
母親は頭がしっかりしている
耳があまり聞こえていない
私の年齢の時はまだ聞こえていたのだ
母親の母親も、母親の姉妹も、いとこも耳が遠い
つまり遺伝だ
母親の姿を将来の自分に重ねてしまう
自分だけがワケあり人生ってずっと思っていたが
目の前の母親もワケあり人生なんだろうな
ワケあり人生だからやれることはなんだろう
私だからやれることはなんだろう
もうすでにやっているような気がした
ワケあり人生だから見れた幸せがあった
小さな幸せを見落とさない
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参加費3千円
2時間くらい→きっと延長
テーマ自由です
占い、カウンセリングはしません
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