木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと) | 守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

守護神のさがし方|千柱の神様を知る神話ライター・上江洲規子が教える 

弱音を飲み込み、人に頼られるのが得意な長女タイプのあなたへ
ふとしんどさを感じたとき、気軽に愚痴を言える相手のような
自分だけの守護神をさがしてみませんか?

あなたの守護神は
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)

神様の性格
絶世の美女で、桜の花や富士山の女神です。しかし、皇室の祖先である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、彼女だけを妻にして姉の岩長姫を拒んだので、人間の寿命は桜のように短くなったという話もあり、はかなさの象徴でもあります。

神話
瓊瓊杵尊に一目ぼれされて結婚した木花開耶姫は、一晩で妊娠しました。ところがそれを知った夫は、「一晩で妊娠するなんて、浮気をしただろう」と疑います。それを聞いた姫は激怒!「では子供を生むとき産室に火を放ちます。もしあなたの子供なら私も子供も無事なはず」と宣言し、無事出産しました。瓊瓊杵尊は謝りますが、姫は死ぬまで夫と口をきかなかったそうです。