それだけ火を重要だと考えたってことかもしれません。
ちなみに、日本書紀の一書(第五)によれば、イザナミの死体は紀伊の国熊野の有馬邑に葬られたとあり、それが花の窟神社であると考えられています。
でも、このあたりでは、「イザナミは体の弱いカグツチのために笹餅を作って食べさせた」との伝承も残っているようです。
つまり、このあたりは古代から、母子信仰があったんでしょうね。
それが大和神話と習合し、イザナギとカグツチの神話になったと考えるのが自然です。
和歌山はニシキトベやナクサトベといった女首長の多い地域ですから、彼女たちのだれかの墓だったのかもしれません。
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