私の実家では家族、同世代に対して
「アンタ」と愛称で呼ぶ事が日常でした。
もちろん、思った事は包み隠さず言い
その間柄に「心の防波堤」存在しません。
良い事ではないけれど
人の不満を母は「アンタ」と呼ぶ私たち姉妹にブチまけるので
姉妹は自然と母を諭すような口ぶりから
母へも「アンタ」と呼ぶ様になって長いのです。
お互い自分を守るための得策、
「心の防波堤」を持たずにいたので
傷まみれのケンカに発展する事もありました。
その代わり、
仲が良い時は、激しく仲良しで
二人で居る事が楽しくてたまらない!となります。
でも、嫁いでから分かった事、
「アンタ」と言う愛称は家族限定での愛称だという事。
しかも、父母が実の子供へしか使わない愛称だという事。
決して嫁の私にも「アンタ」と言わないと言う事。
それは「心の防波堤」の大切さを知っているからだそうです。
古い友人を「アンタ」と呼ぶ私へ
旦那はんは気付く度に警鐘を鳴らしていました。
たとえ家族であっても
「アンタ」と呼ぶ事自体が
親しき仲にも礼儀も、うやむやにし、
「自分≠他人」、人格としての尊敬が無い状態、
「心の防波堤」がないのでは?と。
サロンのお客様には決して「アンタ」と呼ばない関係でありながら
後輩や可愛いスクール生にはつい「アンタ」と愛称で呼んでしまう私。
でも、名前で「○○さま」や「○○さん」と呼び合う人間関係では
トラブルが出ないのに、「アンタ」と呼び合う仲では
心の距離が近いと勘違いしてしまい
対応でトラブルが出る時があります。
いや、ケンカになる間柄程愛称で呼び合って
距離が近いと言う証拠かもしれないけれど。
でも、気付く事が。。。
世の中の人は皆、どんな時でも
「アンタ」と呼ぶからと言って
自分の持っている愛情と全てを持って
「アンタ」と言っている訳ではないと言う事。
「アンタ」と呼ぶ事=軽視
深層心理でそうなってる時が多いんだろうな。
自分は単純に「愛称」として使う「アンタ」であっても。
そう言えば、
過去の懐かしい「アンタ」達に
悔しい思いをした時
自分の思いと相手の感覚が違う事に気付いて
ダメージは大きかった様な気がします。
だから、人を「アンタ」と呼ぶのは
封印しようと思います。
他人格を無意識に無下にしてしまう
危ない言葉。
私の様に「アンタ」を上手に扱えない人間には
難しいけれど愛情たっぷりの「アンタ」を
使えるライセンス発行まで
バカにしない、バカにされない為の
「心の防波堤」を持ち続けるトレーニングが
必要なのかな?
またまた教えてもらいました。