晴天の霹靂のごとく舞い降りた「家族を終わらせよう」のライン。

当時私には小学校低学年の息子と保育園児2人、計3人と犬一匹がいた。

元旦那とは長く薄い友人関係の果てに趣味をきっかけに仲良くなり結婚。育った環境、価値観が異なることも興味が湧き、互いにないものを補える、そう思っていた。

けれど、根っからの嘘つきであり、金銭感覚を持たない、酒癖が悪いなど、私の価値観ではありえないことばかりで次第にこれらを理由に喧嘩が起きるように。


それでも、私は「絶対に離婚しない」そう決めていた。悪い点だけ書いてしまったが、もちろん良い点もある。私のすることに文句を言わない(今思えば、ただ他人に無関心)、言った家事は担ってくれる、イベント事が大好きで、週末は家族を連れ出かけてくれる、など楽しい時もたくさん。双方が理想とした子ども三人と犬の五人暮らし、元夫のダメなところを無視すればそれなりの幸せを感じていた。

つまり、それなり。それは先に挙げた点。何よりひどいのが嘘。嘘と分かりやすい嘘をつき場をごまかす。私に取り繕う、つまり私に受けいられないから嘘をついていた点は反省だが、結婚前から些細な嘘が引っかかっていた。友人につく何気ない嘘。何度も注意してきたけれど、それが素の彼であり、今言えるのは、彼はとても不誠実な人だ。

だからこそ、14年も連れ添った私に「家族をおわらせよう」という不思議なメッセージを、まるで高校生のカップルのようにLINEで入れることができるのだろう。

きっかけは嘘。家庭内でおきる喧嘩の原因のほとんどは嘘とお金。散々嘘をつかれ、子ども3人いるのに金銭感覚がないことで喧嘩を繰り返し、離婚を切り出される2ヶ月前にリボ払いが発覚。お小遣いが少ないと不平をこぼしながら隠れリボが30万近くを超えています。いつも仕事や会食を理由に帰宅が遅い、時に一万を超えるタクシー代も経費だ、と話していたはず。そんなお金を借りなきゃならない理由もない。つまり、仕事と話していた一部は私的なものだったのだろう。子ども三人いるにも関わらず、相変わらずな彼に嫌気がさし、次に嘘をついたら「別居」を宣告。そして、疑嘘とはうんざりしているので、真実を伝えてくれと懇願。

それから二ヶ月、信じた。ある程度ラインでこまめな連絡と誰がいるかの連絡をくれるように。けれど、相変わらず帰宅が遅い。カフェで仕事していくも頻繁に。その日も仕事が終わらないからと連絡ある。先に就寝し迎えた朝、ふと胸騒ぎ。何気なく財布を見ると、飲み屋のレシートを発見。その瞬間、沸点に達した私は、子どもと朝支度をする元旦那に詰め寄る。そうすると、嘘とわかる嘘を重ねるので、さらに詰め寄り真実を暴いた。もう我慢ならぬ、別居まで口に出していたのに、その瞬間、相手方の両親と親しい関係であったことから義母に電話。経緯を話し実家に戻ってもらうと伝えた。追い出す、かつ義母に連絡など、これは本当にやってはいけないことだと後々反省した。

話を戻すと、私は別居することで反省して欲しかった。。独身貴族な生活を続ける彼に、このままじゃいけない、可愛い子どもたちと離れるなんて辛いから反省しよう、そう思って欲しかった。けれど、家を出て音沙汰がなくなり、4日後にきたラインが先のライン。

それから離婚するまでの一年、茨の道だった。精神的に落ち込み、ダイエットもできない私が激痩せ。でも、時間が解決してくれる。今は元気に時に涙を流しながら自分のためには離婚できて良かったと思える。

これから時間をかけて離婚までの道のりをブログしていこうと思います。私も離婚するまでの間、たくさんのブログにお世話になり学びや勇気をもらってきました。私の周りには離婚している人が少なくて、かつ子連れ離婚者がいなかったので、ブログを読んで一人じゃない、と思えることで心が救われました。誤字脱字などご容赦ください。