自信 | 野球放浪記『百聞不如一見』

自信

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マニアックな話です。


パナソニック・後界選手は軽く助走して高くジャンプして打席に入ります。私にはこのルーティンがツボです。


第3打席は、そのまま打席に入ってしまって「あれ?」と思いました。


5月24日
第84回都市対抗野球大会近畿地区 第二次予選

パナソニック-ニチダイ

パナ000 000 121 000:4
ニチ001 010 200 001:5

バッテリー
(パ)秋吉(5)≫田中篤(1.2)≫藤井(5)-井上和≫足立

(ニ)澤村(7)≫西原(0.2)≫河村(4.1)-小熊


試合時間が4時間に迫る大熱戦でした。試合が終わった頃には秋吉投手が先発したことが、とうの昔のことのように思えてしまいました。


まずは3回裏、一死1、3塁から川口選手の犠牲フライでニチダイが先制。


5回裏にも一死2塁から小熊選手の左中間へのタイムリー二塁打で追加点を挙げます。


この場面、小熊選手の初球はバックネット裏へのファールでした。不気味なファールでした。ボールがバットに当たるところが少しずれただけで、タイミングは合っているように感じました。1塁が空いていましたし、歩かせてもいいんじゃないかなぁと思っていた矢先の出来事でした。小熊選手は秋吉投手から3安打でした。相性がいいように感じました。


秋吉投手は5回2失点で降板。先頭打者の出塁が失点に繋がってしまいました。でも、カウントを悪くしても、きっちり打たせてとるところは、さすがだなぁと思いました。


反撃したいパナソニックはニチダイ先発の澤村投手の手元で動くような球を捕らえきれず、捕らえても野手の正面を突いたりとなかなか乗れませんでした。


澤村投手は5回までパーフェクトピッチング。6回二死から井上和選手に死球を与えるものの坂口選手をセカンドライナーに打ち取り、ノーヒットピッチング継続。


7回一死から四球を与え、梶原選手にこの日、初めてのヒットを許すと、続く森選手にもタイムリーヒットを打たれます。快投から一転して同点または逆転のピンチに。


続く代打大江選手をピッチャーゴロ併殺打で、このピンチを1失点で凌ぎます。


ニチダイは7回裏に川口選手と高橋選手のタイムリーヒットで2点を挙げ、リードを広げます。


ニチダイは8回から西原投手が登板。これで逃げきりを図りたかったところでしたが、誤算でした。試合が長くなった要因にもなりました。2失点でこの回の途中で降板となりました。


1点差で迎えた9回表、パナソニックは森選手の二塁打、大江選手のヒットで二死1、3塁のチャンスで代打柳田選手がセンター前にタイムリーヒットを放ち、土壇場で同点に追いつきます。


延長戦に入ってからは一進一退の攻防。


12回裏、ニチダイは二死1、2塁で三島選手の放ったファーストゴロを梶原選手が後逸。この間に2塁ランナーが還り、サヨナラ勝ちで長時間の試合に決着がつきました。


最後はタイムリーエラーでしたが、イレギュラーバウンドでしたし、あれがエラーになるのは、ちょっと可哀想でした。


このエラーが記録されるまでは、両チーム、無失策でした。長い試合でグランドも凸凹になっていたでしょうし、乾ききって、砂ぼこりもかなり舞っている状態でした。そんな中で、互いに集中してよく守り、非常に締まったいい試合でした。そんな意味でも、あれはヒットにしてほしかったですね。


ニチダイは去年、日本選手権の近畿地区予選の三菱重工神戸戦で7点差をひっくり返しての大逆転勝利で、近畿地区最後の代表の座を掴みました。


本戦では1回戦で日立製作所に勝ち、2回戦では敗れたものの強豪のJX-ENEOSに善戦しました。これが自信に繋がったそうです。


確かに力はつけてると思います。この日の試合も終盤に追いつかれ、流れ的には負けてもおかしくない展開でした。そこを踏みとどまり、よく勝利を呼び込みました。


近畿地区においては、だいたい決まったチームが都市対抗に出場しています。ここにニチダイが割って入ってくると、近畿地区の社会人野球も面白くなりますね。


この試合は、自分が観戦した中では、今のところ今季のマイベストゲームです。


がんばろう日本!


“mind-body unity” NORI